日本古典文学全集, 第 16 巻Shōgakkan, 1975 |
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147 ページ
... かかるただ今の空のけしきを、思し知らぬ顔ならむも、あまり心づきなこそあるべけれ。枯れゆく野辺もわきてながめらるるころになむ」などあり。大君「げに、いとあまり思ひ知らぬやうにて、たびたびになりぬるを、なほ聞こえたまへ」など、せうえうびん ...
... かかるただ今の空のけしきを、思し知らぬ顔ならむも、あまり心づきなこそあるべけれ。枯れゆく野辺もわきてながめらるるころになむ」などあり。大君「げに、いとあまり思ひ知らぬやうにて、たびたびになりぬるを、なほ聞こえたまへ」など、せうえうびん ...
150 ページ
... かかる。四大君と結婚できどめがたくて、ゆゆしう、かく心細げに思ふとは見えじ、となかったこと。五薫は大君の死の近いことを悟る。死相などを見届けることで、大君の美しい印象を減殺し、彼女の死後その思い出に苦しまないようにしたい、と思う。七 ...
... かかる。四大君と結婚できどめがたくて、ゆゆしう、かく心細げに思ふとは見えじ、となかったこと。五薫は大君の死の近いことを悟る。死相などを見届けることで、大君の美しい印象を減殺し、彼女の死後その思い出に苦しまないようにしたい、と思う。七 ...
250 ページ
... かかる心やめ給へとある詞。みたらし川の首尾ないかさまにして、かかる心をやめて、などして、隔てなくおつきあい申しあげるのでしたら、誰が咎めだていたしましょうか。世間の男とは違う私の心のほどは、誰からも非難されるわけはございますまいに ...
... かかる心やめ給へとある詞。みたらし川の首尾ないかさまにして、かかる心をやめて、などして、隔てなくおつきあい申しあげるのでしたら、誰が咎めだていたしましょうか。世間の男とは違う私の心のほどは、誰からも非難されるわけはございますまいに ...
多く使われている語句
あっ あら あり いと いらっしゃる うち きこえ けり けれども ここ こそ さき させ さま そう たい だけ たま たり たる でも という とお とも なかっ ながら なっ など なら なり なる なれ にし ばかり べき へり ほど まし ます また まで まひ やう より らむ られ られる れる ろう 阿闍梨 以下 右大臣 宇治 気持 玉鬘 近衛府 結婚 源氏 言葉 細流抄 三の宮 三光院実枝 思い 思う 思っ 思ひ 自分 実枝説 朱雀院 女御 女房たち 少将 尚侍 申しあげ 真木柱 人々 総角 大臣 大納言 中納言 椎本 柏木 姫君たち 浮舟 物語 聞こえ 兵部卿宮 明石の中宮 孟津抄 様子 落葉の宮 冷泉院 六条院 岷江入楚