日本古典文学全集, 第 16 巻Shōgakkan, 1975 |
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... げにねをのみぞなく」(古今六帖四)を掲げるが、通行本では第四句「くやしくやと」。さきの中の君の言葉に「人の思ふらんことよ」と、周囲のに憚って薫を拒んでいた。「すずろ」は、無関係で何の用件もないこと。後の「うとからず」に対する。二薫は中の君 ...
... げにねをのみぞなく」(古今六帖四)を掲げるが、通行本では第四句「くやしくやと」。さきの中の君の言葉に「人の思ふらんことよ」と、周囲のに憚って薫を拒んでいた。「すずろ」は、無関係で何の用件もないこと。後の「うとからず」に対する。二薫は中の君 ...
265 ページ
... げに」とした。これまで薫は匂宮の在不在を考ありつらん。女君は、事なきをうれしと思ひたまふに、あな慮したうえで行動することがあった。→三八〇% !。「例のむつかしきこともこそ、と苦しく思うだけに。「よくも...」にこめられたような、匂宮の邪推 ...
... げに」とした。これまで薫は匂宮の在不在を考ありつらん。女君は、事なきをうれしと思ひたまふに、あな慮したうえで行動することがあった。→三八〇% !。「例のむつかしきこともこそ、と苦しく思うだけに。「よくも...」にこめられたような、匂宮の邪推 ...
284 ページ
... げに」対処する態度の一つ。大君に似ていると直感されただきてぞ添ひしぬる。女「さも苦しげに思したりつるかな。けに、薫の胸は高鳴る。一九「女車は、車の前板より、うち板といふ物をしきて、おる事也。こには、此用意なかるべし」(細流抄)。 10 「や ...
... げに」対処する態度の一つ。大君に似ていると直感されただきてぞ添ひしぬる。女「さも苦しげに思したりつるかな。けに、薫の胸は高鳴る。一九「女車は、車の前板より、うち板といふ物をしきて、おる事也。こには、此用意なかるべし」(細流抄)。 10 「や ...
多く使われている語句
あっ あら あり いと いらっしゃる うち きこえ けり けれども ここ こそ さき させ さま そう たい だけ たま たり たる でも という とお とも なかっ ながら なっ など なら なり なる なれ にし ばかり べき へり ほど まし ます また まで まひ やう より らむ られ られる れる ろう 阿闍梨 以下 右大臣 宇治 気持 玉鬘 近衛府 結婚 源氏 言葉 細流抄 三の宮 三光院実枝 思い 思う 思っ 思ひ 自分 実枝説 朱雀院 女御 女房たち 少将 尚侍 申しあげ 真木柱 人々 総角 大臣 大納言 中納言 椎本 柏木 姫君たち 浮舟 物語 聞こえ 兵部卿宮 明石の中宮 孟津抄 様子 落葉の宮 冷泉院 六条院 岷江入楚