日本古典文学全集, 第 16 巻Shōgakkan, 1975 |
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150 ページ
... まじき人々の心ぞとは思ひ給ふなり」(岷江入楚、三光院実枝説)。四薫が、いつも弁を呼び出して昵懇江に話しこんでいるのをいう。女房が、女主人に男を手引きする話は、『落窪物語』『住吉物語』などにみえる。この物語にもその例は多い。このあたりの大君 ...
... まじき人々の心ぞとは思ひ給ふなり」(岷江入楚、三光院実枝説)。四薫が、いつも弁を呼び出して昵懇江に話しこんでいるのをいう。女房が、女主人に男を手引きする話は、『落窪物語』『住吉物語』などにみえる。この物語にもその例は多い。このあたりの大君 ...
180 ページ
... まじき心なりと、薫の性を御らんじこめられた也」(細流抄)。それとなく宇治の姫君にふれている。「本台さだまらではかなふまじきと也。夕ぎりの六君などの事なるべし」(細流抄)。さきには「御覧する世に」決定したいとあったが、さらに急がねばならぬきの ...
... まじき心なりと、薫の性を御らんじこめられた也」(細流抄)。それとなく宇治の姫君にふれている。「本台さだまらではかなふまじきと也。夕ぎりの六君などの事なるべし」(細流抄)。さきには「御覧する世に」決定したいとあったが、さらに急がねばならぬきの ...
247 ページ
... まじきさまに、さま〔二〕男君も、お気持をこらえきれずに、いつものようにひっそりとした夕方、強って訪ねておいでになる。そのまま簀子に御を出させなさって、「ほんとに気分がすぐれませんので、とてもお話し申しあげられません」と、人を介してお ...
... まじきさまに、さま〔二〕男君も、お気持をこらえきれずに、いつものようにひっそりとした夕方、強って訪ねておいでになる。そのまま簀子に御を出させなさって、「ほんとに気分がすぐれませんので、とてもお話し申しあげられません」と、人を介してお ...
多く使われている語句
あっ あら あり いと いらっしゃる うち きこえ けり けれども ここ こそ さき させ さま そう たい だけ たま たり たる でも という とお とも なかっ ながら なっ など なら なり なる なれ にし ばかり べき へり ほど まし ます また まで まひ やう より らむ られ られる れる ろう 阿闍梨 以下 右大臣 宇治 気持 玉鬘 近衛府 結婚 源氏 言葉 細流抄 三の宮 三光院実枝 思い 思う 思っ 思ひ 自分 実枝説 朱雀院 女御 女房たち 少将 尚侍 申しあげ 真木柱 人々 総角 大臣 大納言 中納言 椎本 柏木 姫君たち 浮舟 物語 聞こえ 兵部卿宮 明石の中宮 孟津抄 様子 落葉の宮 冷泉院 六条院 岷江入楚