日本国語大辞典, 第 14 巻小学館, 1972 |
この書籍内から
検索結果1-3 / 72
94 ページ
... 万葉-一九・四二一一「朝夕(あさひ)に満ち来る潮の八重浪に靡く珠藻の節の間も惜しき命を露霜之(つゆしも! )過ぎましにけれ<大伴家持> 2 露霜が置く意で、「置く」やそれと同音またはそれを含む語にかかる。イ「置く」にかかる。万葉-二・一三一「浪の共 ...
... 万葉-一九・四二一一「朝夕(あさひ)に満ち来る潮の八重浪に靡く珠藻の節の間も惜しき命を露霜之(つゆしも! )過ぎましにけれ<大伴家持> 2 露霜が置く意で、「置く」やそれと同音またはそれを含む語にかかる。イ「置く」にかかる。万葉-二・一三一「浪の共 ...
391 ページ
... 万葉がなには濁音専用と認められるものがある。清濁それぞれの万葉がなには、さらに上代特殊かなづかいの甲乙二類の別が認められる。それらのかなは右の欄に示す通りであるが、その使い分けの実際は、たとえば、甲は、清音では、「と(戸)、とふ(問)、さと ...
... 万葉がなには濁音専用と認められるものがある。清濁それぞれの万葉がなには、さらに上代特殊かなづかいの甲乙二類の別が認められる。それらのかなは右の欄に示す通りであるが、その使い分けの実際は、たとえば、甲は、清音では、「と(戸)、とふ(問)、さと ...
549 ページ
... 万葉-五・八五七「等富都比等(トホッヒト)松浦の川に若鮎(わかゆ)釣る妹がたもとをわれこそ巻かめ<大伴旅人>」万葉一三・三三二四「春されば植ゑ槻が上の遠人(とほつひと)松の下道(したぢ)ゆ登らして国見遊ばし<作者未詳〉」 2 遠い北方から飛来する雅を ...
... 万葉-五・八五七「等富都比等(トホッヒト)松浦の川に若鮎(わかゆ)釣る妹がたもとをわれこそ巻かめ<大伴旅人>」万葉一三・三三二四「春されば植ゑ槻が上の遠人(とほつひと)松の下道(したぢ)ゆ登らして国見遊ばし<作者未詳〉」 2 遠い北方から飛来する雅を ...