日本国語大辞典, 第 14 巻小学館, 1972 |
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... 源氏-賢木「君はぬりごめの戸の細めにあきたるを、やをら押しあけて御屏風のはざまにつたひ入り給ひぬ」今昔-二九・三五「猿は木に伝ひて失せにけり」海道記-逆川より鎌倉「嶮き岩の重りふせる迫(はざま)をつたひ行けば」虞美人草<夏目漱石>二「小走りに ...
... 源氏-賢木「君はぬりごめの戸の細めにあきたるを、やをら押しあけて御屏風のはざまにつたひ入り給ひぬ」今昔-二九・三五「猿は木に伝ひて失せにけり」海道記-逆川より鎌倉「嶮き岩の重りふせる迫(はざま)をつたひ行けば」虞美人草<夏目漱石>二「小走りに ...
139 ページ
... 源氏-薄雲「いだきおろされて、泣きなどはし給はず」徒然草-八〇「兵尽き、矢窮りで、つひに敵に降らず」 3 仮定条件を表わす。順接の場合。「ては」の形になる事が多い。源氏-玉鬘「我さへうち捨てたてまつりて、いかなる様にはふれ給はむとすらん」源氏 ...
... 源氏-薄雲「いだきおろされて、泣きなどはし給はず」徒然草-八〇「兵尽き、矢窮りで、つひに敵に降らず」 3 仮定条件を表わす。順接の場合。「ては」の形になる事が多い。源氏-玉鬘「我さへうち捨てたてまつりて、いかなる様にはふれ給はむとすらん」源氏 ...
691 ページ
... 源氏-紅葉賀「人がらもあるべきかぎりととのひて、何事もあらまほしく、たらひてぞものし給ひける」源氏-澪標「たけ姿ととのひ、うつくしげにて」大唐西域記長寛元年点-七「気序(つきなみ)和暢(トトノヒ)風俗淳質(すなほ)なり」くれの廿八日〈内田魯庵>一 ...
... 源氏-紅葉賀「人がらもあるべきかぎりととのひて、何事もあらまほしく、たらひてぞものし給ひける」源氏-澪標「たけ姿ととのひ、うつくしげにて」大唐西域記長寛元年点-七「気序(つきなみ)和暢(トトノヒ)風俗淳質(すなほ)なり」くれの廿八日〈内田魯庵>一 ...