千利休の「わび」とはなにか

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角川学芸出版, 2005/07/30 - 238 ページ
千利休の師は通説にいう武野紹鴎ではなく、辻玄哉であり、そもそも紹鴎はわび茶を行っていなかった―『山上宗二記』によって利休の事跡を丹念に探り、『南方録』起源の虚構を排することで浮かび上がってきたのは、この新事実だった。利休が大成した脱俗のわび茶は、自身が若い頃から貫いてきた「運び点前」によることを初めて明らかにした、新利休論。
 

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