Nihon kokugo daijiten, 第 4 巻Shōgakkan, 1972 |
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255 ページ
... つてんカイジャウクッレッデン【海上花列伝】中国、清代末期の口語長編小説。韓邦慶の作。一八九四年刊。花柳界に入りびたる青年趙撲斎(ちょうぼくさい)を中心に、清代末期の上海の社会、風俗を描いた作品。会話が蘇州語で書かれている点に特徴がある ...
... つてんカイジャウクッレッデン【海上花列伝】中国、清代末期の口語長編小説。韓邦慶の作。一八九四年刊。花柳界に入りびたる青年趙撲斎(ちょうぼくさい)を中心に、清代末期の上海の社会、風俗を描いた作品。会話が蘇州語で書かれている点に特徴がある ...
311 ページ
... つてんらいき【戒律伝来記】律宗の書。唐招提寺の豊安(ぶあん)が天長七年(八三〇)に著わす。戒律がインド、中国から日本に伝わる経過と、律宗の教義と、さらにこれらをめぐる問答を掲げた綱要書。天長勅撰六本宗書の一つ。三巻(ただし上巻のみ現存)。戒律 ...
... つてんらいき【戒律伝来記】律宗の書。唐招提寺の豊安(ぶあん)が天長七年(八三〇)に著わす。戒律がインド、中国から日本に伝わる経過と、律宗の教義と、さらにこれらをめぐる問答を掲げた綱要書。天長勅撰六本宗書の一つ。三巻(ただし上巻のみ現存)。戒律 ...
591 ページ
... (つて)自然の機会。おのずからのついで。風の便り。源氏-蓬生「かぜのつてにても、われかくいみじきあり様を聞きつけ給はば」二度本金葉-夏・一五七「さつきやみ花橘のありかをば風のつてにぞ空に知りける<藤原俊忠〉」山家集-中「尋ぬともかぜのつてにも ...
... (つて)自然の機会。おのずからのついで。風の便り。源氏-蓬生「かぜのつてにても、われかくいみじきあり様を聞きつけ給はば」二度本金葉-夏・一五七「さつきやみ花橘のありかをば風のつてにぞ空に知りける<藤原俊忠〉」山家集-中「尋ぬともかぜのつてにも ...