ふたりの微積分: 数学をめぐる文通からぼくが人生について学んだこと

前表紙
岩波書店, 2012 - 176 ページ
「数学はそんなに多くは教わらなかった。でも今、彼がぼくに何をくれたのかようやくわかってきたように思う」。高校の数学の授業で出会った生徒と教師が30年ものあいだ文通をつづけてきた。人生は浮き沈みを経ながら進んでいくのに、手紙に書くのは微積分の話ばかり。ふたりにとって変わったものと変わらなかったものは。

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