浅田宗伯処方全集: 後編世界文庫刊行会 世界文庫刊行会, 1928 - 350 ページ |
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193 ページ
... 傷寒に似て非なる者、此方に宜し。また世醫の此方を用ふる場合は、傷寒薀要の柴解肌湯あたれりとす。即ち小柴胡湯に葛根・芍薬を加えるものなり。また此方に大黄を加へて、婦人心下支結して閉する者に用。奥道逸法眼の経験なり。うるほ此方も結胸の類症 ...
... 傷寒に似て非なる者、此方に宜し。また世醫の此方を用ふる場合は、傷寒薀要の柴解肌湯あたれりとす。即ち小柴胡湯に葛根・芍薬を加えるものなり。また此方に大黄を加へて、婦人心下支結して閉する者に用。奥道逸法眼の経験なり。うるほ此方も結胸の類症 ...
301 ページ
... 傷寒辨要」と「難病辨要」を著し、病情、病機及び病の原因理由を論じた。また次に「傷寒雜病」並びに「險症百問」を著して、病症の陰陽、表裏、虚實、寒熱、眞假、合併を論じ、さらに「傷寒翼方」「雑病翼方」及び「古方藥議」を著して、誰かに治方の運用 ...
... 傷寒辨要」と「難病辨要」を著し、病情、病機及び病の原因理由を論じた。また次に「傷寒雜病」並びに「險症百問」を著して、病症の陰陽、表裏、虚實、寒熱、眞假、合併を論じ、さらに「傷寒翼方」「雑病翼方」及び「古方藥議」を著して、誰かに治方の運用 ...
306 ページ
... 傷寒論を読ませた。傷寒論もまた。事質を本として研究したもので論語とその主旨がよく似てゐるためである。余は文餅などは刀圭の餘暇、深く學ぶことも出来なかったが、感慨にはるまゝに筆を執り、巳の言はうと思ふことをそのまゝ書き上げた。少くとも意 ...
... 傷寒論を読ませた。傷寒論もまた。事質を本として研究したもので論語とその主旨がよく似てゐるためである。余は文餅などは刀圭の餘暇、深く學ぶことも出来なかったが、感慨にはるまゝに筆を執り、巳の言はうと思ふことをそのまゝ書き上げた。少くとも意 ...