Hyperledger Iroha入門 ―ブロックチェーンの導入と運営管理―

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株式会社 オーム社, 2020/02/07 - 288 ページ

まずは、動かしてみよう!

 現代は、あらゆる場面でデジタル化が瞬く間に拡大浸透するようになりました。その反面、情報の複製や改ざんが簡単に行えるようになりました。そのため、情報の真偽のみならず、情報の正確性・原本性を担保する必要が生じています。

 そういったなか、ブロックチェーンは、情報の正確性や普遍性を担保する仕組みとして注目を浴びています。仮想通貨を実現するための基礎技術から発展して、より信頼性を求められる場面で正確性や普遍性(=改ざんされない性質)を担保する機能として期待されています。

 本書では、日本発のオープンソース ブロックチェーンフレームワーク「Hyperledger Iroha」(2019.5.6発表)を使用して、ブロックチェーンを構築し、プログラミングやオペレーション、改ざん検知などを、実現するものです。

 なお、本書ではHyperledger IrohaをOracle VM VirtualBox内にUbuntu&Dockerを利用し、構築しました。短時間の作業で実際のブロックチェーン環境を利用できるようになります。本格導入はもちろん、予備導入、各種実験等に活用できます。


はじめに

本書の全体の流れ


第1章 Hyperledger Irohaが実現するブロックチェーン

1.1 ロックチェーンとは

1.1.1 ブロックチェーンとニーズ

1.1.2 ブロックチェーンが使用している暗号化技術

1.1.3 ブロックチェーンの仕組み

1.1.4 Peer to Peerネットワークと分散システム

1.1.5 ブロックチェーンの適用事例

1.1.6 スマートコントラクト(手軽でスピーディーな契約)

1.2 Hyperledger Iroha概要

1.2.1 Hyperledgerプロジェクトの全体像

1.2.2 オープンソースの利点

1.2.3 Hyperledger Irohaをおすすめする理由

1.2.4 既存のデータベースシステムの比較


第2章 ブロックチェーン環境構築

2.1 Hyperledger Irohaで構築するブロックチェーン環境の概要

2.1.1 本書が構築する環境の全体像

2.1.2 VirtualBox環境の概要


2.2 Hyperledger Irohaによるブロックチェーン構築

2.2.1 @ VirtualBoxの準備

2.2.2 A Ubuntuの準備

2.2.3 B Dockerのインストール

2.2.4 C Dockerコンテナの作成


2.3 起動と動作確認と停止

2.3.1 起動手順

2.3.2 各プロセスの動作確認

2.3.3 停止手順

2.3.4 誤ってDockerコンテナを作成した場合の削除手順


第3章 Hyperledger Iroha操作

3.1 Hyperledger Irohaの用語ならびに概念

3.1.1 Hyperledger Irohaの世界

3.1.2 セキュリティ機能

3.1.3 PeerとHyperledger Irohaネットワーク

3.1.4 irohaコンテナ

3.1.5 some-postgresコンテナPostgreSQLデータベース World State View

3.1.6 Hyperledger Irohaの操作方法


3.2 ターミナルによる操作(iroha-cliコマンド)

3.2.1 iroha-cliコマンドの概要

3.2.2 情報確認(New queryサブメニュー@)

3.2.3 ドメインの作成(New transactionサブメニュー@)とトランザクションの確認(New transaction status requestサブメニュー)

3.2.4 アカウントの作成(New transactionサブメニューA)

3.2.5 アセット作成(New transactionサブメニューB)

3.2.6 アセットの加算(New transactionサブメニューC)と残高確認(New queryサブメニューA)

3.2.7 アセットの転送(New transactionサブメニューD)と残高確認

3.2.8 トランザクションの内容確認(New queryサブメニューB)


3.3 Hyperledger Iroha環境の再構築とターミナルによる操作(iroha-cliコマンド)

3.3.1 Hyperledger Iroha環境の再構築方法

3.3.2 ロールの作成と権限の確認

3.3.3 アセットの減算


第4章 Hyperledger Irohaプログラミング

4.1 JavaScriptによるHyperledger Iroha API使用の基礎知識

4.1.1 JavaScriptの実行環境の概要

4.1.2 JavaScript実行環境の構築

4.1.3 Hyperledger Iroha APIの解説


4.2 JavaScriptクライアントライブラリを使用したシンプルなプログラム例

4.2.1 例題のファイル構成と格納ディレクトリ

4.2.2 アカウント情報&残高情報の表示

4.2.3 キーペア作成(ed25519_keygen.js)およびキーファイル作成(keycreate.js)

4.2.4 アカウント作成

4.2.5 アセット加算処理

4.2.6 アセット転送処理&アセット加算処理

4.2.7 ブロック内容表示(ブロック位置指定)

4.2.8 トランザクション内容表示(アカウント指定)


第5章 Webアプリケーションベースの例題

5.1 JavaScriptクライアントライブラリを使用したWebアプリケーション

5.1.1 例題「コワーキングスペース日本」のシチュエーション

5.1.2 例題「コワーキングスペース日本」構築作業

 

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目次

第4章 Hyperledger Irohaプログラミング
139
41 JavaScriptによるHyperledger Iroha API使用の基礎知識
140
412 JavaScript実行環境の構築
142
413 Hyperledger Iroha APIの解説
152
42 JavaScriptクライアントライブラリを使用したシンプルなプログラム例
154
422 アカウント情報残高情報の表示
155
423 キーペア作成ed25519_keygenjsおよびキーファイル作成keycreatejs
161
424 アカウント作成
167

122 オープンソースの利点
23
123 Hyperledger Irohaをおすすめする理由
24
124 既存のデータベースシステムの比較
28
第2章ブロックチェーン環境構築
31
21 Hyperledger Irohaで構築するブロックチェーン環境の概要
32
212 VirtualBox環境の概要
33
22 Hyperledger Irohaによるブロックチェーン構築
35
222 2Ubuntu の準備
36
223 3Docker のインストール
40
224 4Docker コンテナの作成
42
23 起動と動作確認と停止
50
232 各プロセスの動作確認
53
233 停止手順
58
234 誤ってDockerコンテナを作成した場合の削除手順
59
第3章 Hyperledger Iroha操作
61
31 Hyperledger Irohaの用語ならびに概念
62
312 セキュリティ機能
64
313 PeerとHyperledger Irohaネットワーク
67
314 irohaコンテナ
69
315 somepostgresコンテナPostgreSQLデータベースWorld State View
74
316 Hyperledger Irohaの操作方法
84
32 ターミナルによる操作irohacliコマンド
85
322 情報確認New queryサブメニュー1
90
323 ドメインの作成New transactionサブメニュー1とトランザクションの確認New transaction status requestサブメニュー
94
324 アカウントの作成New transactionサブメニュー2
98
325 アセット作成New transactionサブメニュー3
106
326 アセットの加算New transactionサブメニュー4と残高確認New queryサブメニュー2
108
327 アセットの転送New transactionサブメニュー5と残高確認
113
328 トランザクションの内容確認New queryサブメニュー3
120
33 Hyperledger Iroha環境の再構築とターミナルによる操作irohacliコマンド
122
331 Hyperledger Iroha環境の再構築方法
123
332 ロールの作成と権限の確認
126
333 アセットの減算
134
425 アセット加算処理
172
426 アセット転送処理アセット加算処理
176
427 ブロック内容表示ブロック位置指定
182
428 トランザクション内容表示アカウント指定
184
第5章 Webアプリケーションベースの例題
189
51 JavaScriptクライアントライブラリを使用したWebアプリケーション
190
512 例題コワーキングスペース日本構築作業
193
513 例題コワーキングスペース日本の操作
197
514 例題コワーキングスペース日本ソースコード
201
付録 Hyperledger Iroha活用テクニック
209
A1 ブロックチェーンの改ざん検知
210
A12 ブロックチェーンの改ざん1トランザクションの作成者変更
211
A13 ブロックチェーンの改ざん2処理内容
212
A2 Ubuntuのインストール手順
213
A3 複数Peer構成の構築
219
A31 構築する複数Peer構成の概要
220
A32 複数Peer構成の構築手順
221
A33 複数Peer構成の設定ファイル変更
223
A34 複数Peer構成の起動手順
225
A35 複数Peer構成の動作確認
226
A36 複数Peer構成で同期しない場合の対処
227
A38 複数Peer構成の停止手順
233
A44 Hyperledger Irohaのリリース状況の確認
236
A52 アセット加算処理
238
A53 アセット転送処理アセット加算処理
241
A54 ブロック内容表示ブロック位置指定
244
A55 トランザクション内容表示アカウント指定
246
A56 例題コワーキングスペース日本のコード解説
249
参考文献
272
索引
273
奥付
277
著作権

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