Nihon kokugo daijiten, 第 13 巻Shōgakkan, 1972 |
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... さま。物事を緻密に処理するさま。実直。忠実。誠実。○浮世草子・西鶴諸国はなし-五・二「若ひものに、長兵衛と申て、たまかに商の道情(せい)に入ければ、親かた次第に、ふつきになりぬ」歌舞伎・明星茶屋「あの九右衛門はおや代からの手代で、たまかな ...
... さま。物事を緻密に処理するさま。実直。忠実。誠実。○浮世草子・西鶴諸国はなし-五・二「若ひものに、長兵衛と申て、たまかに商の道情(せい)に入ければ、親かた次第に、ふつきになりぬ」歌舞伎・明星茶屋「あの九右衛門はおや代からの手代で、たまかな ...
275 ページ
... さま。また、静かで動かないさま。静寂なさま。たんねん。思出の記<徳富蘆花>二・九「舟は湛然(タンゼン)と凝った入江の水を分けて」幻影の盾<夏目漱石>「頭を纏(まと)ふ、糸に貫いた真珠の飾りが、湛然たる水の底に明星程の光を放つ」王維-西方変画賛 ...
... さま。また、静かで動かないさま。静寂なさま。たんねん。思出の記<徳富蘆花>二・九「舟は湛然(タンゼン)と凝った入江の水を分けて」幻影の盾<夏目漱石>「頭を纏(まと)ふ、糸に貫いた真珠の飾りが、湛然たる水の底に明星程の光を放つ」王維-西方変画賛 ...
325 ページ
... さまを表わす語。また、一般に暗い中に目立つさまをもいう。良人の自白<木下尚江前・四・一「川瀬の浪、目に映ってチカチカと光る」黴<徳田秋声>七「ランプの灯に、目がちかちかするくらゐ頭も興奮してた」銀の匙<中勘助>後九「いつか涙が瞼にたまって月 ...
... さまを表わす語。また、一般に暗い中に目立つさまをもいう。良人の自白<木下尚江前・四・一「川瀬の浪、目に映ってチカチカと光る」黴<徳田秋声>七「ランプの灯に、目がちかちかするくらゐ頭も興奮してた」銀の匙<中勘助>後九「いつか涙が瞼にたまって月 ...