Nihon kokugo daijiten, 第 13 巻Shōgakkan, 1972 |
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101 ページ
... 自分を有利にするもの。かくれみの“いいわけ。山家集中「よしなしな争ことをたてにして(いかり)をのみも結ぶ心は」銀の匙<中勘助>後・一一「一体私は病身をたてに兄弟ちゅではいちばん寛大にとりあつかはれて随分我儘もしてゐたのだけれど」都会の憂鬱 ...
... 自分を有利にするもの。かくれみの“いいわけ。山家集中「よしなしな争ことをたてにして(いかり)をのみも結ぶ心は」銀の匙<中勘助>後・一一「一体私は病身をたてに兄弟ちゅではいちばん寛大にとりあつかはれて随分我儘もしてゐたのだけれど」都会の憂鬱 ...
125 ページ
... 自分の無責任な事を棚に上げて置いて何をいふ」たなの物(もの)を取って来るよう物事が確実にたやすく運ぶたとえ。事が簡単に成就すること。○浄瑠璃・女殺油地獄中「河内の国高安の大明神、法力のあらたな事たなな物取て来るごとく」談義本・根無草-前 ...
... 自分の無責任な事を棚に上げて置いて何をいふ」たなの物(もの)を取って来るよう物事が確実にたやすく運ぶたとえ。事が簡単に成就すること。○浄瑠璃・女殺油地獄中「河内の国高安の大明神、法力のあらたな事たなな物取て来るごとく」談義本・根無草-前 ...
287 ページ
... 自分の店の客また役者・芸人などが自分のひいき筋を敬っていう語。一般にへりくだって呼びかけるときにもいう。四座役者目録―上「京の太夫より、我れ、声増したるほどに、旦那多かろうと、云たる人也」滑稽本・浮世床初・上「こりゃあ丹那(ダンナ)御免 ...
... 自分の店の客また役者・芸人などが自分のひいき筋を敬っていう語。一般にへりくだって呼びかけるときにもいう。四座役者目録―上「京の太夫より、我れ、声増したるほどに、旦那多かろうと、云たる人也」滑稽本・浮世床初・上「こりゃあ丹那(ダンナ)御免 ...