現代ファイナンス理論

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東洋経済新報社, 2005/06/20 - 242 ページ
ポートフォリオ分析に基づく伝統的なファイナンス理論から出発し、状態価格、確率的割引ファクターの概念に基づき資産市場を分析する現代ファイナンス理論へと都合的に学ぶテキスト。

著者について (2005)

野口 悠紀雄(ノグチ ユキオ)
1940年東京生まれ。 63年東京大学工学部卒業。 64年大蔵省入省。 72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)。 一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、 スタンフォード大学客員教授などを経て、 2005年4月より早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授。17年9月より 早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問。一橋大学名誉教授。
著書に、『情報の経済理論』(1974年、日経・経済図書文化賞)、『財政危機の構造』(以上、東洋経済新報社、1980年、サントリー学芸賞)、『土地の経済学』(1989年、東京海上各務財団優秀図書賞、不動産学会賞)、『バブルの経済学』(以上、日本経済新聞社、1992年、吉野作造賞)、『ブロックチェーン革命』(日本経済新聞出版社、2017年、大川出版賞)などがある。
(2017年11月時点の情報です)

藤井 真理子(フジイ マリコ)
1955年静岡生まれ。77年東京大学経済学部卒業、同年大蔵省入省。79年ブラウン大学経済学部大学院留学。理財局、主計局、関税局国際調査課長などを経て、2001年から15年10月まで東京大学教授。現在、駐ラトビア大使。東京大学名誉教授。
著書に、『金融革新と市場危機』(日本経済新聞出版社、2009年)、『グローバル金融危機と日本の金融システム』(日本経済新聞出版社、2013年)など、共監訳書に『コーポレート・ファイナンス 第10版』(リチャード・A・ブリーリー、スチュワート・C・マイヤーズ、フランクリン・アレン著、日経BP社、2014年)がある。
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