Nihon kokugo daijiten, 第 6 巻Shōgakkan, 1972 |
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... きもが煎(い)る胸がやける。「あんまり芋を食ってきもがいった」徳島県祖谷高知県土佐郡土佐山鏋大分県大分郡 8 鹿児島県肝属郡( 77 きもが煎(い)れる腹が立つ。しゃくにさわって気がいらいらする。肝が焼ける。滑稽本・浮世風呂-二・上「ホンニホンニ ...
... きもが煎(い)る胸がやける。「あんまり芋を食ってきもがいった」徳島県祖谷高知県土佐郡土佐山鏋大分県大分郡 8 鹿児島県肝属郡( 77 きもが煎(い)れる腹が立つ。しゃくにさわって気がいらいらする。肝が焼ける。滑稽本・浮世風呂-二・上「ホンニホンニ ...
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... きもを飛ばす「きも(肝)を潰(つぶす」に同じ。読本・雨月物語-蛇性の姪「見るにまた胆(キモ)を飛(トバ)し、眼を閉て伏向(うつぶさ)に臥す」きもひじょうに驚く。この上もなく取られるびっくりする。肝を抜かれる。*詞葉新雅「キモヲトラレル心ぎもつくる ...
... きもを飛ばす「きも(肝)を潰(つぶす」に同じ。読本・雨月物語-蛇性の姪「見るにまた胆(キモ)を飛(トバ)し、眼を閉て伏向(うつぶさ)に臥す」きもひじょうに驚く。この上もなく取られるびっくりする。肝を抜かれる。*詞葉新雅「キモヲトラレル心ぎもつくる ...
52 ページ
きもだましいを=失う[ =消す=暗(くら)まかす]非常に驚くさまにいう。驚き恐れて、茫然自失する。*平家-一・清水寺炎上「此騒動のあさましさに、高も賤も、肝魂をうしなって、四方へ皆退散す」*金刀比羅本平治上・清盛六波羅上著の事 ... きもたまーきもむか.
きもだましいを=失う[ =消す=暗(くら)まかす]非常に驚くさまにいう。驚き恐れて、茫然自失する。*平家-一・清水寺炎上「此騒動のあさましさに、高も賤も、肝魂をうしなって、四方へ皆退散す」*金刀比羅本平治上・清盛六波羅上著の事 ... きもたまーきもむか.