Nihon kokugo daijiten, 第 6 巻Shōgakkan, 1972 |
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... たる』と、或人の尋ねさせ給ひしに、『凝当(ぎだう)と申し侍るは、そこに凝りたるを捨つるにや候ふらん』と申し侍りしかば、『さにはあらず。魚道(ぎょだう)なり。流を残して、口のつきたる所をすすぐなり』とぞ仰せられし」元和本下学集「魚道(ゲウィウ) ...
... たる』と、或人の尋ねさせ給ひしに、『凝当(ぎだう)と申し侍るは、そこに凝りたるを捨つるにや候ふらん』と申し侍りしかば、『さにはあらず。魚道(ぎょだう)なり。流を残して、口のつきたる所をすすぐなり』とぞ仰せられし」元和本下学集「魚道(ゲウィウ) ...
256 ページ
... たる分別者申は、虚夢、実夢とて、夢にこそあたる事あれ、大唐にても夢あたりたる証拠もあり」洒落本・淫女皮肉論叙「往(そのかみ)後漢の仲叙は、夢に三つを論じたり。一に日神夢。二に日虚夢(キョム)。三に日正夢とや。<略>虚夢と言(いへる)がむだゆめ ...
... たる分別者申は、虚夢、実夢とて、夢にこそあたる事あれ、大唐にても夢あたりたる証拠もあり」洒落本・淫女皮肉論叙「往(そのかみ)後漢の仲叙は、夢に三つを論じたり。一に日神夢。二に日虚夢(キョム)。三に日正夢とや。<略>虚夢と言(いへる)がむだゆめ ...
615 ページ
... たる匂ひさへ」くゆりかかる【燻掛】【自ラ四煙や匂いなどが、ゆっくりと近づいておおいかかる。源氏帚木あやしくてさぐり寄りたるにぞ、いみじく匂ひ満ちて、顔にもくゆりかかる心地するに、思ひよりぬ」十六夜日記「隣よりくゆりかかるけぶりいと ...
... たる匂ひさへ」くゆりかかる【燻掛】【自ラ四煙や匂いなどが、ゆっくりと近づいておおいかかる。源氏帚木あやしくてさぐり寄りたるにぞ、いみじく匂ひ満ちて、顔にもくゆりかかる心地するに、思ひよりぬ」十六夜日記「隣よりくゆりかかるけぶりいと ...