アーレント最後の言葉

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講談社, 2017/07/10 - 252 ページ
一九七五年一二月四日、ニューヨークの自宅でハンナ・アーレントは急逝した。自室に置かれたタイプライターに残されていた一枚の紙片。そこには三部作をなすライフワーク『精神の生活』の掉尾を飾るはずだった第三部の表題「判断」に続いて、二つの銘が置かれていた。古代ローマの詩人ルカヌスの『内乱』とゲーテの長編詩劇『ファウスト』からの引用―。この二つの銘は何を意味しているのか?アーレントの秘密に迫るスリリングな思想劇!

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