近世の宗教組織と地域社会: 教団信仰と民間信仰吉川弘文館, 1999 - 357 ページ 地域社会に生きた宗教という視角から、僧侶・寺院という仏教的要素を中心に、神道・民間宗教との関係を追究する。宗教的な要素によって結ばれる諸関係が社会に与えた影響を検討し、近世における宗教の存立意義を探る。 |
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... 吉田家から四組木綿手繦などを許可される。神主山本豊前(惣市)へお礼申し上げる。八幡宮の祭礼などでの正楽寺の役割認知される。志津摩、非を一部認め、自身は隠居し孫惣市を新神主につけその後見を務めたい旨吉田家へ申し出る。吉田家了承する。吉田家 ...
... 吉田家から四組木綿手繦などを許可される。神主山本豊前(惣市)へお礼申し上げる。八幡宮の祭礼などでの正楽寺の役割認知される。志津摩、非を一部認め、自身は隠居し孫惣市を新神主につけその後見を務めたい旨吉田家へ申し出る。吉田家了承する。吉田家 ...
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... 吉田家に出入し、その権威を纏うことで一般の社人集団の中から抜け出し、さらに織田剱神社神主を子息に相続することで神主職を自家の家職として、その支配を家産化しようとした日向父子に対する神前院と残りの社人集団の反対闘争ということこそが、争論の ...
... 吉田家に出入し、その権威を纏うことで一般の社人集団の中から抜け出し、さらに織田剱神社神主を子息に相続することで神主職を自家の家職として、その支配を家産化しようとした日向父子に対する神前院と残りの社人集団の反対闘争ということこそが、争論の ...
7 ページ
... 吉田家の努力にもかかわらず、後述するように、神主・社人集団は以後も吉田家に必要以上の接近はしなかったようである。( 3 ) ( 2 )年(一八二)には、「明神宮神主仕法定」を制定させ、翌年には神主を通して氏子中に「諸国一統御頼金」の割付けこの三者 ...
... 吉田家の努力にもかかわらず、後述するように、神主・社人集団は以後も吉田家に必要以上の接近はしなかったようである。( 3 ) ( 2 )年(一八二)には、「明神宮神主仕法定」を制定させ、翌年には神主を通して氏子中に「諸国一統御頼金」の割付けこの三者 ...