Nihon koten bungaku zenshū, 第 30 巻Shōgakkan, 1975 |
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... ありさまあつみのしんわうだいこういんしなのかみなか声あげて名のりけるは、「敦実親王より九代の後胤、信濃守仲しげしゃうねん重が次男、信濃次郎蔵人仲頼、生年廿七歳。我と思はん人々はげんざん一旦たてさまよこさまでじみもんじ寄りあへや、見参せん ...
... ありさまあつみのしんわうだいこういんしなのかみなか声あげて名のりけるは、「敦実親王より九代の後胤、信濃守仲しげしゃうねん重が次男、信濃次郎蔵人仲頼、生年廿七歳。我と思はん人々はげんざん一旦たてさまよこさまでじみもんじ寄りあへや、見参せん ...
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... さまおんとも藤五、斎藤六も、同じ様に出で立ちて、御供申しけり。まづ高ぜんちしき」たきぐちにふだへ参り、父の善知識し ... ありさまを詳しく聞かれて、またそを尋ねて会い、ご出家の成り行きや臨不覚人でありますぞ。ご安心なさる「に」と申された ...
... さまおんとも藤五、斎藤六も、同じ様に出で立ちて、御供申しけり。まづ高ぜんちしき」たきぐちにふだへ参り、父の善知識し ... ありさまを詳しく聞かれて、またそを尋ねて会い、ご出家の成り行きや臨不覚人でありますぞ。ご安心なさる「に」と申された ...
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... ありさま、先帝二位殿の御面影など、いついつまでもれられぬことにお思いになるにつけて露のようにはかない女院のお命が、たで今まで生きながらえて、こんな悲し目を見ることだろうと思いつづけられ涙をとめることがおできにならない五月の短い夜だが ...
... ありさま、先帝二位殿の御面影など、いついつまでもれられぬことにお思いになるにつけて露のようにはかない女院のお命が、たで今まで生きながらえて、こんな悲し目を見ることだろうと思いつづけられ涙をとめることがおできにならない五月の短い夜だが ...
多く使われている語句
あっ あら あり いくさ いち うた うち おなじ おん かけ かな くに くわ ぐわん けり けれども けん こそ させ給 さん しか じゃう しゅ せん だい ただ たりける たる たれ ちゅう といふ とし ども なか なごん なし など なら なり なる なれ のか ばかり はず はら ひき ひける ひし ぶら べき べし まし まで やう よし より らむ られける られたり らん 伊勢三郎 院宣 延慶 鎌倉殿 義経 義仲 見え 源氏 公卿 三種の神器 参ら 四郎 思ひ 次郎 女房 将軍 信濃国 申しける 申しけれ 申す 人々 摂津国 旋法 蔵人 大臣殿 大納言 中納言 直垂 八島 判官 武蔵国 文覚 兵衛 平家 平家物語 奉っ 奉る 法皇 木曾 頼朝