Nihon koten bungaku zenshū, 第 30 巻Shōgakkan, 1975 |
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... いとくずはかまたてえぼしこれむらわがきみてんそんに糸葛の袴、立烏帽子で、維村に出でむかって宜ひけるは、さんわりしやうとうにんわうみかど「それ我君は天孫四十九世の正統、人皇八十一代の御門なり。ひんせうだいじんしゅうはちまんぐう天照太神、正 ...
... いとくずはかまたてえぼしこれむらわがきみてんそんに糸葛の袴、立烏帽子で、維村に出でむかって宜ひけるは、さんわりしやうとうにんわうみかど「それ我君は天孫四十九世の正統、人皇八十一代の御門なり。ひんせうだいじんしゅうはちまんぐう天照太神、正 ...
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... いとをどしはらまき次日兵衛佐の館へむから。萌黄の糸威の腹巻一両、白うつ・たちひとふりしげどうッたる太刀一振、滋籐の弓、野矢そへてたぶ。馬十三疋ひかる。三疋においたり。家子郎等十二人に、直、、、馬にかけだかまくらいでしゅかがみ鞍におよび ...
... いとをどしはらまき次日兵衛佐の館へむから。萌黄の糸威の腹巻一両、白うつ・たちひとふりしげどうッたる太刀一振、滋籐の弓、野矢そへてたぶ。馬十三疋ひかる。三疋においたり。家子郎等十二人に、直、、、馬にかけだかまくらいでしゅかがみ鞍におよび ...
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... いとさわがず、ひかへ落ち給ふを、猪俣党申しければ、「是はみかたぞ」とてふりあふぎ給へる あぶみとほや季、ふんばり立ちあがり、もしやと の公達でいらっしゃるにちがいないとでいらっしゃったが、紺地の錦の直垂黒糸縅の鎧を着て、黒い馬の肥えてた ...
... いとさわがず、ひかへ落ち給ふを、猪俣党申しければ、「是はみかたぞ」とてふりあふぎ給へる あぶみとほや季、ふんばり立ちあがり、もしやと の公達でいらっしゃるにちがいないとでいらっしゃったが、紺地の錦の直垂黒糸縅の鎧を着て、黒い馬の肥えてた ...
多く使われている語句
あっ あら あり いくさ いち うた うち おなじ おん かけ かな くに くわ ぐわん けり けれども けん こそ させ給 さん しか じゃう しゅ せん だい ただ たりける たる たれ ちゅう といふ とし ども なか なごん なし など なら なり なる なれ のか ばかり はず はら ひき ひける ひし ぶら べき べし まし まで やう よし より らむ られける られたり らん 伊勢三郎 院宣 延慶 鎌倉殿 義経 義仲 見え 源氏 公卿 三種の神器 参ら 四郎 思ひ 次郎 女房 将軍 信濃国 申しける 申しけれ 申す 人々 摂津国 旋法 蔵人 大臣殿 大納言 中納言 直垂 八島 判官 武蔵国 文覚 兵衛 平家 平家物語 奉っ 奉る 法皇 木曾 頼朝