Nihon koten bungaku zenshū, 第 30 巻Shōgakkan, 1975 |
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... 聞えし。その亡霊あれて、おそろしき事どもおほかりけてんびやうくにみかさのこほりださいるなかに、天平十六年六月十八日、筑前国御笠郡太宰府の観げんぼうそうじゃうぜおんじ世音寺、供養ぜられける導師には、玄肪僧正とぞきこえし。高にはかいかづち ...
... 聞えし。その亡霊あれて、おそろしき事どもおほかりけてんびやうくにみかさのこほりださいるなかに、天平十六年六月十八日、筑前国御笠郡太宰府の観げんぼうそうじゃうぜおんじ世音寺、供養ぜられける導師には、玄肪僧正とぞきこえし。高にはかいかづち ...
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... きこえしに、今日四の宮河原を過ぐるには、主従 10 しなのともやまぶきににんびんちょ木曾殿は信濃. ども、御所には九郎義経はせ参って守護し奉るよしきこえしかおぜいば、さらばとて、数万の大勢のなかへをめいてかけいる。既ぶりとほりけり。木曾涙を ...
... きこえしに、今日四の宮河原を過ぐるには、主従 10 しなのともやまぶきににんびんちょ木曾殿は信濃. ども、御所には九郎義経はせ参って守護し奉るよしきこえしかおぜいば、さらばとて、数万の大勢のなかへをめいてかけいる。既ぶりとほりけり。木曾涙を ...
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... きこえけり。又龍花ごえ越にかかって北国へともきこえけり。かかりしかども、今井がせたかたいまるのしらうゆくゑをきかばやとて、勢田の方へ落ち行くほどに、今井四郎かねひらこま兼平も、八百余騎で勢田をかためたりけるが、わづかに五十騎しゅうばかり ...
... きこえけり。又龍花ごえ越にかかって北国へともきこえけり。かかりしかども、今井がせたかたいまるのしらうゆくゑをきかばやとて、勢田の方へ落ち行くほどに、今井四郎かねひらこま兼平も、八百余騎で勢田をかためたりけるが、わづかに五十騎しゅうばかり ...
多く使われている語句
あっ あら あり いくさ いち うた うち おなじ おん かけ かな くに くわ ぐわん けり けれども けん こそ させ給 さん しか じゃう しゅ せん だい ただ たりける たる たれ ちゅう といふ とし ども なか なごん なし など なら なり なる なれ のか ばかり はず はら ひき ひける ひし ぶら べき べし まし まで やう よし より らむ られける られたり らん 伊勢三郎 院宣 延慶 鎌倉殿 義経 義仲 見え 源氏 公卿 三種の神器 参ら 四郎 思ひ 次郎 女房 将軍 信濃国 申しける 申しけれ 申す 人々 摂津国 旋法 蔵人 大臣殿 大納言 中納言 直垂 八島 判官 武蔵国 文覚 兵衛 平家 平家物語 奉っ 奉る 法皇 木曾 頼朝