Nihon koten bungaku zenshū, 第 30 巻Shōgakkan, 1975 |
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... しゃうざは一門の源氏上座して、末座に大名小名なみゐたり。源氏の座しゃう一九しんでんひろびさしむらさきへりたたみ上に康定をすゑらる。良あって寝殿へ向ふ。広廂に紫の縁の畳二〇かうらいべり中央をしいて、康定をすゑらる。うへには高麗縁の畳を敷き ...
... しゃうざは一門の源氏上座して、末座に大名小名なみゐたり。源氏の座しゃう一九しんでんひろびさしむらさきへりたたみ上に康定をすゑらる。良あって寝殿へ向ふ。広廂に紫の縁の畳二〇かうらいべり中央をしいて、康定をすゑらる。うへには高麗縁の畳を敷き ...
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... しゃうぞさしぬきけりとて、はじめて布衣とり、装束く。烏帽子ぎはより指貫のよろひまでまことにかたくななり。されども車にこがみ乗んぬ。ほういとって着、矢かき負ひ弓もって馬に乗ったるには似も似ず、わうしくるまやしまおほいとのうしかひろかりけり ...
... しゃうぞさしぬきけりとて、はじめて布衣とり、装束く。烏帽子ぎはより指貫のよろひまでまことにかたくななり。されども車にこがみ乗んぬ。ほういとって着、矢かき負ひ弓もって馬に乗ったるには似も似ず、わうしくるまやしまおほいとのうしかひろかりけり ...
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... しゃうじゃひつめつ五百生の宿縁と申し候へば、先世の契浅からず。生者必滅、会ごひゃくしぞうしゅくえんしゃおやめぜんぜちぎり ばいせいしゃうがいうらみ一とうがくじふぢしゃうじ. とだろう。自分の入水もついには知れして今日が最後の事なので、さぞ ...
... しゃうじゃひつめつ五百生の宿縁と申し候へば、先世の契浅からず。生者必滅、会ごひゃくしぞうしゅくえんしゃおやめぜんぜちぎり ばいせいしゃうがいうらみ一とうがくじふぢしゃうじ. とだろう。自分の入水もついには知れして今日が最後の事なので、さぞ ...
多く使われている語句
あっ あら あり いくさ いち うた うち おなじ おん かけ かな くに くわ ぐわん けり けれども けん こそ させ給 さん しか じゃう しゅ せん だい ただ たりける たる たれ ちゅう といふ とし ども なか なごん なし など なら なり なる なれ のか ばかり はず はら ひき ひける ひし ぶら べき べし まし まで やう よし より らむ られける られたり らん 伊勢三郎 院宣 延慶 鎌倉殿 義経 義仲 見え 源氏 公卿 三種の神器 参ら 四郎 思ひ 次郎 女房 将軍 信濃国 申しける 申しけれ 申す 人々 摂津国 旋法 蔵人 大臣殿 大納言 中納言 直垂 八島 判官 武蔵国 文覚 兵衛 平家 平家物語 奉っ 奉る 法皇 木曾 頼朝