Nihon koten bungaku zenshū, 第 30 巻Shōgakkan, 1975 |
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... どもれて、其下人共がにげて. たかえびらぐさり巻つづり着て、叶うつぼ、竹藤に矢ども少々さしかだてかき、矢さきをそろへて、いまやいまやと待ちか茂木を引き、高矢倉を立て、掻楯を組で、 二五くらみつじらうなりずみ倉光の次郎成澄. 備前国に十郎蔵人の ...
... どもれて、其下人共がにげて. たかえびらぐさり巻つづり着て、叶うつぼ、竹藤に矢ども少々さしかだてかき、矢さきをそろへて、いまやいまやと待ちか茂木を引き、高矢倉を立て、掻楯を組で、 二五くらみつじらうなりずみ倉光の次郎成澄. 備前国に十郎蔵人の ...
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... ども、つひにとって、わらうてぞかへられける。おとなどもれじとひきしりぞいて、みな舟へぞ乗りにける。楯は算をちらつはものかつしたる様にさむぐにけちらさる。源氏の兵者共、勝に乗って、ふとほらたちなぎなたくまでてたたかふほどに、舟のうちより ...
... ども、つひにとって、わらうてぞかへられける。おとなどもれじとひきしりぞいて、みな舟へぞ乗りにける。楯は算をちらつはものかつしたる様にさむぐにけちらさる。源氏の兵者共、勝に乗って、ふとほらたちなぎなたくまでてたたかふほどに、舟のうちより ...
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... どもみな平家を背いて源氏についた。今ま従属していた者どもも、君に向かってをひき、主に対して太刀を抜き刃向かあちらの岸に寄りつこうとすると、波高くてできそうにない。こちらの水際寄りつこうとすると、敵が陸で矢先をえて待ち受けている。源氏と ...
... どもみな平家を背いて源氏についた。今ま従属していた者どもも、君に向かってをひき、主に対して太刀を抜き刃向かあちらの岸に寄りつこうとすると、波高くてできそうにない。こちらの水際寄りつこうとすると、敵が陸で矢先をえて待ち受けている。源氏と ...
多く使われている語句
あっ あら あり いくさ いち うた うち おなじ おん かけ かな くに くわ ぐわん けり けれども けん こそ させ給 さん しか じゃう しゅ せん だい ただ たりける たる たれ ちゅう といふ とし ども なか なごん なし など なら なり なる なれ のか ばかり はず はら ひき ひける ひし ぶら べき べし まし まで やう よし より らむ られける られたり らん 伊勢三郎 院宣 延慶 鎌倉殿 義経 義仲 見え 源氏 公卿 三種の神器 参ら 四郎 思ひ 次郎 女房 将軍 信濃国 申しける 申しけれ 申す 人々 摂津国 旋法 蔵人 大臣殿 大納言 中納言 直垂 八島 判官 武蔵国 文覚 兵衛 平家 平家物語 奉っ 奉る 法皇 木曾 頼朝