Nihon koten bungaku zenshū, 第 30 巻Shōgakkan, 1975 |
この書籍内から
検索結果1-3 / 85
ページ
... なかたなかわたらせ給ふ。人々の家々は野中、田中なりければ、麻の衣はうたねども、十市の里ともいつべし。内裏は山のなかなれば、かの木の丸殿もかくやとおぼえて、なか優なる方もありけかくり。まづ宇佐宮へ行幸なる。大宮司公通が宿所皇居になる。社げ ...
... なかたなかわたらせ給ふ。人々の家々は野中、田中なりければ、麻の衣はうたねども、十市の里ともいつべし。内裏は山のなかなれば、かの木の丸殿もかくやとおぼえて、なか優なる方もありけかくり。まづ宇佐宮へ行幸なる。大宮司公通が宿所皇居になる。社げ ...
ページ
... なかへ懸けいり、大音じゃうなかのぶぞ」と御尋ねあれば、「仲兼」「仲信」となり申す。「こはいちかう候ひて守護仕れ」と仰せければ、畏って承り、宇治の富 くびはつかのひきさまのかみいうんだいそうじゃうおんくび. じにけどのうちぐところむとこそ契り ...
... なかへ懸けいり、大音じゃうなかのぶぞ」と御尋ねあれば、「仲兼」「仲信」となり申す。「こはいちかう候ひて守護仕れ」と仰せければ、畏って承り、宇治の富 くびはつかのひきさまのかみいうんだいそうじゃうおんくび. じにけどのうちぐところむとこそ契り ...
ページ
... なかよりろくでうかはら同十三日、大夫判官仲頼、六条河原に出でむかって頸共うひんがしのとうんおほちけとる。東洞院の大路を北へわたして、獄門の木にかけらる くぎやうかばのくわのくわんじゃのりよりべきよし蒲冠者. じゅえいなぬかのひつのくにいちた ...
... なかよりろくでうかはら同十三日、大夫判官仲頼、六条河原に出でむかって頸共うひんがしのとうんおほちけとる。東洞院の大路を北へわたして、獄門の木にかけらる くぎやうかばのくわのくわんじゃのりよりべきよし蒲冠者. じゅえいなぬかのひつのくにいちた ...
多く使われている語句
あっ あら あり いくさ いち うた うち おなじ おん かけ かな くに くわ ぐわん けり けれども けん こそ させ給 さん しか じゃう しゅ せん だい ただ たりける たる たれ ちゅう といふ とし ども なか なごん なし など なら なり なる なれ のか ばかり はず はら ひき ひける ひし ぶら べき べし まし まで やう よし より らむ られける られたり らん 伊勢三郎 院宣 延慶 鎌倉殿 義経 義仲 見え 源氏 公卿 三種の神器 参ら 四郎 思ひ 次郎 女房 将軍 信濃国 申しける 申しけれ 申す 人々 摂津国 旋法 蔵人 大臣殿 大納言 中納言 直垂 八島 判官 武蔵国 文覚 兵衛 平家 平家物語 奉っ 奉る 法皇 木曾 頼朝