Nihon koten bungaku zenshū, 第 30 巻Shōgakkan, 1975 |
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... ヒキにヒキ下ゲを付したものが後者である。二ノコエは、平曲には数少ない琵琶のひき語り(伴奏)を行なう部分の一つである。兼常清佐『日本の音楽』は、波多野流の藤村検校の語りに即し、「一のこゑ及び二のこゑ声をひきながら二度或はそれより僅に小い音程 ...
... ヒキにヒキ下ゲを付したものが後者である。二ノコエは、平曲には数少ない琵琶のひき語り(伴奏)を行なう部分の一つである。兼常清佐『日本の音楽』は、波多野流の藤村検校の語りに即し、「一のこゑ及び二のこゑ声をひきながら二度或はそれより僅に小い音程 ...
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... ひき目のなかに入かのれて、忍びやかに平家の陣へぞ射入れたる。「彼水うみは往古の淵にあらず。一旦山をせきあげて候。夜に入り足がろ共を書いたりける。大将軍大きに悦び、やがて足軽共をつかはして、”をきりおとす。”桜”しう見えつれども、にもなれば ...
... ひき目のなかに入かのれて、忍びやかに平家の陣へぞ射入れたる。「彼水うみは往古の淵にあらず。一旦山をせきあげて候。夜に入り足がろ共を書いたりける。大将軍大きに悦び、やがて足軽共をつかはして、”をきりおとす。”桜”しう見えつれども、にもなれば ...
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... ひきわたしひきわたたがひへいくげんぺいりやうぼう矢合して、互に舟どもおしあはせてせめたたから。遠きをば弓しわたいたれば、舟のうへは平々たり。源平両方時つくり、やあはせで射、近きをば太刀できり、熊手にかけてとるもあり、とらるるもあり、引 ...
... ひきわたしひきわたたがひへいくげんぺいりやうぼう矢合して、互に舟どもおしあはせてせめたたから。遠きをば弓しわたいたれば、舟のうへは平々たり。源平両方時つくり、やあはせで射、近きをば太刀できり、熊手にかけてとるもあり、とらるるもあり、引 ...
多く使われている語句
あっ あら あり いくさ いち うた うち おなじ おん かけ かな くに くわ ぐわん けり けれども けん こそ させ給 さん しか じゃう しゅ せん だい ただ たりける たる たれ ちゅう といふ とし ども なか なごん なし など なら なり なる なれ のか ばかり はず はら ひき ひける ひし ぶら べき べし まし まで やう よし より らむ られける られたり らん 伊勢三郎 院宣 延慶 鎌倉殿 義経 義仲 見え 源氏 公卿 三種の神器 参ら 四郎 思ひ 次郎 女房 将軍 信濃国 申しける 申しけれ 申す 人々 摂津国 旋法 蔵人 大臣殿 大納言 中納言 直垂 八島 判官 武蔵国 文覚 兵衛 平家 平家物語 奉っ 奉る 法皇 木曾 頼朝