Nihon koten bungaku zenshū, 第 30 巻Shōgakkan, 1975 |
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... ひける、身の置き所が来はいかなる御事も候はむには、見おぼしめし候ひけるか。御心のひなむ後、たのしみさ ことしさき一五ニニいちのたにびっちゆうのかみ. と仰せいただきましたが、現在の様子で度の除目に靫負尉にして、お前の父景をよんだように左衛門 ...
... ひける、身の置き所が来はいかなる御事も候はむには、見おぼしめし候ひけるか。御心のひなむ後、たのしみさ ことしさき一五ニニいちのたにびっちゆうのかみ. と仰せいただきましたが、現在の様子で度の除目に靫負尉にして、お前の父景をよんだように左衛門 ...
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... ひける。五艘の舟と申すは、すらむ。かかる大風大浪に、思ひもよらぬ時におし寄せてこそ、おほかぜおほなみでねばとて、とどまるべきにあらず。ただの時はかたきも用心におづるかして、みなとどまりぬ。判官宜ひけるは、「人の出五艘出でてはしりける ...
... ひける。五艘の舟と申すは、すらむ。かかる大風大浪に、思ひもよらぬ時におし寄せてこそ、おほかぜおほなみでねばとて、とどまるべきにあらず。ただの時はかたきも用心におづるかして、みなとどまりぬ。判官宜ひけるは、「人の出五艘出でてはしりける ...
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... ひけるが、袴の裾をふなばたに射つけられ、まとひて倒れ給ひたりけるを、つはものどもとりとどめ奉る。じゃうおんふたさて武士ども内侍所の鎖ねぢきって、すでに御蓋をひらかんとはなぢへいだいなごんすれば、たちまちに目くれ鼻血たる。平大納言いけどり ...
... ひけるが、袴の裾をふなばたに射つけられ、まとひて倒れ給ひたりけるを、つはものどもとりとどめ奉る。じゃうおんふたさて武士ども内侍所の鎖ねぢきって、すでに御蓋をひらかんとはなぢへいだいなごんすれば、たちまちに目くれ鼻血たる。平大納言いけどり ...
多く使われている語句
あっ あら あり いくさ いち うた うち おなじ おん かけ かな くに くわ ぐわん けり けれども けん こそ させ給 さん しか じゃう しゅ せん だい ただ たりける たる たれ ちゅう といふ とし ども なか なごん なし など なら なり なる なれ のか ばかり はず はら ひき ひける ひし ぶら べき べし まし まで やう よし より らむ られける られたり らん 伊勢三郎 院宣 延慶 鎌倉殿 義経 義仲 見え 源氏 公卿 三種の神器 参ら 四郎 思ひ 次郎 女房 将軍 信濃国 申しける 申しけれ 申す 人々 摂津国 旋法 蔵人 大臣殿 大納言 中納言 直垂 八島 判官 武蔵国 文覚 兵衛 平家 平家物語 奉っ 奉る 法皇 木曾 頼朝