Nihon koten bungaku zenshū, 第 30 巻Shōgakkan, 1975 |
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一五ぶえんはしか知るべき。 10 あるときねこまのちゆうなごんみつたかのきぞう或時猫間中納言光隆卿といふ人、木曾に宣ひあはすべき事らうどうゲンさんあっておはしたりけり。郎等ども、「猫間殿の見参にいり、申すべき事ありとて、いらせ給ひて候」と ...
一五ぶえんはしか知るべき。 10 あるときねこまのちゆうなごんみつたかのきぞう或時猫間中納言光隆卿といふ人、木曾に宣ひあはすべき事らうどうゲンさんあっておはしたりけり。郎等ども、「猫間殿の見参にいり、申すべき事ありとて、いらせ給ひて候」と ...
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... べき」と宣へば、「聖くろだにほらねんぼうをば誰と申し候やらん」。「黒谷の法然房と申す人なり」。「さてたてまて、聖を請じ奉って泣く申されけるは、「今度いきながらふたげんざんまかとらはれて候ひけるは、二たび上人の見参に罷りいるべきで候ひけり ...
... べき」と宣へば、「聖くろだにほらねんぼうをば誰と申し候やらん」。「黒谷の法然房と申す人なり」。「さてたてまて、聖を請じ奉って泣く申されけるは、「今度いきながらふたげんざんまかとらはれて候ひけるは、二たび上人の見参に罷りいるべきで候ひけり ...
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... べきか源氏へ参るべきかと迷って、田辺の熊野別当湛増は、平家へや参るべき、源氏へや参るべきとて、野で御神楽を奏して熊野権現にお祈りなべいまぐまのみかぐらの新熊野にて御神楽奏してしきせいごんげんし上げる。すると、「日耗 つがふその参らんと ...
... べきか源氏へ参るべきかと迷って、田辺の熊野別当湛増は、平家へや参るべき、源氏へや参るべきとて、野で御神楽を奏して熊野権現にお祈りなべいまぐまのみかぐらの新熊野にて御神楽奏してしきせいごんげんし上げる。すると、「日耗 つがふその参らんと ...
多く使われている語句
あっ あら あり いくさ いち うた うち おなじ おん かけ かな くに くわ ぐわん けり けれども けん こそ させ給 さん しか じゃう しゅ せん だい ただ たりける たる たれ ちゅう といふ とし ども なか なごん なし など なら なり なる なれ のか ばかり はず はら ひき ひける ひし ぶら べき べし まし まで やう よし より らむ られける られたり らん 伊勢三郎 院宣 延慶 鎌倉殿 義経 義仲 見え 源氏 公卿 三種の神器 参ら 四郎 思ひ 次郎 女房 将軍 信濃国 申しける 申しけれ 申す 人々 摂津国 旋法 蔵人 大臣殿 大納言 中納言 直垂 八島 判官 武蔵国 文覚 兵衛 平家 平家物語 奉っ 奉る 法皇 木曾 頼朝