Nihon koten bungaku zenshū, 第 30 巻Shōgakkan, 1975 |
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... より九代の後胤、佐々木三郎秀義が四男、にくめや」とて、をめいてかく。畠山五百余騎でやがてわたす。むかへの岸より山田次郎がはひたひのぶか一七なつ矢に、畠山馬の額を深に射させて、よわれば、河なかより弓杖をついておりたったり。岩浪甲の手さきへ ...
... より九代の後胤、佐々木三郎秀義が四男、にくめや」とて、をめいてかく。畠山五百余騎でやがてわたす。むかへの岸より山田次郎がはひたひのぶか一七なつ矢に、畠山馬の額を深に射させて、よわれば、河なかより弓杖をついておりたったり。岩浪甲の手さきへ ...
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... よりおり、鎧の上帯きり、高紐はづし、物具ぬぎすて、腹をきらんとし給ふところに、梶原よりさきにむち庄の四郎高家、鞭あぶみきた鎧をはせてはせ来り、いそぎ馬より飛びおり、「まさなう候。いづくおんともまでも御供仕らん」とて、我馬に まわの前輪に ...
... よりおり、鎧の上帯きり、高紐はづし、物具ぬぎすて、腹をきらんとし給ふところに、梶原よりさきにむち庄の四郎高家、鞭あぶみきた鎧をはせてはせ来り、いそぎ馬より飛びおり、「まさなう候。いづくおんともまでも御供仕らん」とて、我馬に まわの前輪に ...
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... よりとも給ふとも、故入道殿の御ゆるされ候はずは、頼朝いかでかたす るざいついたうよしるんぜんわうちぜうめいおよばずげん. の略、生土の誤り、仏の異名野牛しんじゃういなばのかうのとの上因幡守殿へと書かれたる。さる程に、鎌倉殿、大臣殿に対面あり ...
... よりとも給ふとも、故入道殿の御ゆるされ候はずは、頼朝いかでかたす るざいついたうよしるんぜんわうちぜうめいおよばずげん. の略、生土の誤り、仏の異名野牛しんじゃういなばのかうのとの上因幡守殿へと書かれたる。さる程に、鎌倉殿、大臣殿に対面あり ...