Nihon koten bungaku zenshū, 第 30 巻Shōgakkan, 1975 |
この書籍内から
検索結果1-3 / 17
ページ
... 三種の神器を都へ返し入れ奉れ。しからば八ごきしよく島へかへさるべし』との御気色で候」と申す。三位中将申されせんにんまんにんけるは、「重衡千人万人が命にも、三種の神器をかへ参らせんによしやうとは、内府以下一門の者共一人もよも申し候はじ ...
... 三種の神器を都へ返し入れ奉れ。しからば八ごきしよく島へかへさるべし』との御気色で候」と申す。三位中将申されせんにんまんにんけるは、「重衡千人万人が命にも、三種の神器をかへ参らせんによしやうとは、内府以下一門の者共一人もよも申し候はじ ...
ページ
... 三種の神器南もっと海四国にうづもれて数年を。尤も朝家の歎、亡国の基なり。ぜうしつぎゃくしんよりとものあっ抑彼重衡卿は東大寺焼失の逆臣なり。すべからく頼朝朝臣申し請くる旨にまかせて、死罪におこなはるべしといへどひとしんぞくすでいけどりろう ...
... 三種の神器南もっと海四国にうづもれて数年を。尤も朝家の歎、亡国の基なり。ぜうしつぎゃくしんよりとものあっ抑彼重衡卿は東大寺焼失の逆臣なり。すべからく頼朝朝臣申し請くる旨にまかせて、死罪におこなはるべしといへどひとしんぞくすでいけどりろう ...
ページ
... 三種の神器を返おんうけぶみしいれ奉るべしともおぼえねば、此御請文のおもむきはかねてニニいまさうより思ひまうけられたりしかども、未だ左右を申されざりつる程は、なにとないぶせく思はれけるに、請文すでに到来して、なん関東へ下向せらるべきに ...
... 三種の神器を返おんうけぶみしいれ奉るべしともおぼえねば、此御請文のおもむきはかねてニニいまさうより思ひまうけられたりしかども、未だ左右を申されざりつる程は、なにとないぶせく思はれけるに、請文すでに到来して、なん関東へ下向せらるべきに ...
多く使われている語句
あっ あら あり いくさ いち うた うち おなじ おん かけ かな くに くわ ぐわん けり けれども けん こそ させ給 さん しか じゃう しゅ せん だい ただ たりける たる たれ ちゅう といふ とし ども なか なごん なし など なら なり なる なれ のか ばかり はず はら ひき ひける ひし ぶら べき べし まし まで やう よし より らむ られける られたり らん 伊勢三郎 院宣 延慶 鎌倉殿 義経 義仲 見え 源氏 公卿 三種の神器 参ら 四郎 思ひ 次郎 女房 将軍 信濃国 申しける 申しけれ 申す 人々 摂津国 旋法 蔵人 大臣殿 大納言 中納言 直垂 八島 判官 武蔵国 文覚 兵衛 平家 平家物語 奉っ 奉る 法皇 木曾 頼朝