Nihon koten bungaku zenshū, 第 30 巻Shōgakkan, 1975 |
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... 仰せ付けられず. 凡そ京中には源氏みちくて、在々所々にいりどりおほし。はちまんごりやう四くさあた賀茂、八幡の御領ともいはず、青田を刈りてま草にす。人の倉をうちあけて物をとり、持ってとほる物をうばひとり、衣裳をろくはらどのはぎとる。「平家の ...
... 仰せ付けられず. 凡そ京中には源氏みちくて、在々所々にいりどりおほし。はちまんごりやう四くさあた賀茂、八幡の御領ともいはず、青田を刈りてま草にす。人の倉をうちあけて物をとり、持ってとほる物をうばひとり、衣裳をろくはらどのはぎとる。「平家の ...
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... 仰せ候はざりしかどもから召されて、『あなむざんや。汝は重盛を父がみは元和版・正節本による。一七を結んでいただいて。元服をさす。維盛の幼名か。維盛の子は六代。一九産の忌み。出産のけがれに対する禁忌。出産して五十日目には五十日の祝いをする ...
... 仰せ候はざりしかどもから召されて、『あなむざんや。汝は重盛を父がみは元和版・正節本による。一七を結んでいただいて。元服をさす。維盛の幼名か。維盛の子は六代。一九産の忌み。出産のけがれに対する禁忌。出産して五十日目には五十日の祝いをする ...
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... 仰せられけり。頻りに辞し申かさねてもののぐいとまされけれども、重而仰せられける間、力およばで、物具して暇ニとの申しに参られたり。「わ殿も九郎がまねし給ふなよ」と仰せらおんことばきやうじゃうれければ、此御詞におそれて、物具ぬぎおきて、京上 ...
... 仰せられけり。頻りに辞し申かさねてもののぐいとまされけれども、重而仰せられける間、力およばで、物具して暇ニとの申しに参られたり。「わ殿も九郎がまねし給ふなよ」と仰せらおんことばきやうじゃうれければ、此御詞におそれて、物具ぬぎおきて、京上 ...
多く使われている語句
あっ あら あり いくさ いち うた うち おなじ おん かけ かな くに くわ ぐわん けり けれども けん こそ させ給 さん しか じゃう しゅ せん だい ただ たりける たる たれ ちゅう といふ とし ども なか なごん なし など なら なり なる なれ のか ばかり はず はら ひき ひける ひし ぶら べき べし まし まで やう よし より らむ られける られたり らん 伊勢三郎 院宣 延慶 鎌倉殿 義経 義仲 見え 源氏 公卿 三種の神器 参ら 四郎 思ひ 次郎 女房 将軍 信濃国 申しける 申しけれ 申す 人々 摂津国 旋法 蔵人 大臣殿 大納言 中納言 直垂 八島 判官 武蔵国 文覚 兵衛 平家 平家物語 奉っ 奉る 法皇 木曾 頼朝