Nihon koten bungaku zenshū, 第 30 巻Shōgakkan, 1975 |
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... 八島へ帰す」との院宣を受け、八島へ送る。長年仕えていた知時が面会に来る。重衡は愛人の内裏女房に文を送り、一度は対面もできた。重衡死後、女房は出家し八島院宣八島では、「三種の神器を返せば、生捕りの重衡を赦そう」との後白河法皇の院宣を ...
... 八島へ帰す」との院宣を受け、八島へ送る。長年仕えていた知時が面会に来る。重衡は愛人の内裏女房に文を送り、一度は対面もできた。重衡死後、女房は出家し八島院宣八島では、「三種の神器を返せば、生捕りの重衡を赦そう」との後白河法皇の院宣を ...
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... 八島へ参ると思ひけるやらん、うちとけてこま物語をぞ申しける。「そのふみはいづくへぞ」。「八島の大臣殿へ参り候」。「たが参らせらるるぞ」。「京より女房の参らせられ候」。「何事なるらん」と宣へば、「別の事はよも候はじ。源氏よどかはしりすでに ...
... 八島へ参ると思ひけるやらん、うちとけてこま物語をぞ申しける。「そのふみはいづくへぞ」。「八島の大臣殿へ参り候」。「たが参らせらるるぞ」。「京より女房の参らせられ候」。「何事なるらん」と宣へば、「別の事はよも候はじ。源氏よどかはしりすでに ...
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... 八島の城へ寄せ給ふ。八島には阿波民部 いへのこらうどうぞくしゅところおほいとのふしひと. しくて、「九郎はずすどき男にてごぶらふなれば、大風大浪をもきらはず、寄せさぶらふ ちやくしでんないざもんのりよしかはのしらう重能. せろ」といって、高松の ...
... 八島の城へ寄せ給ふ。八島には阿波民部 いへのこらうどうぞくしゅところおほいとのふしひと. しくて、「九郎はずすどき男にてごぶらふなれば、大風大浪をもきらはず、寄せさぶらふ ちやくしでんないざもんのりよしかはのしらう重能. せろ」といって、高松の ...
多く使われている語句
あっ あら あり いくさ いち うた うち おなじ おん かけ かな くに くわ ぐわん けり けれども けん こそ させ給 さん しか じゃう しゅ せん だい ただ たりける たる たれ ちゅう といふ とし ども なか なごん なし など なら なり なる なれ のか ばかり はず はら ひき ひける ひし ぶら べき べし まし まで やう よし より らむ られける られたり らん 伊勢三郎 院宣 延慶 鎌倉殿 義経 義仲 見え 源氏 公卿 三種の神器 参ら 四郎 思ひ 次郎 女房 将軍 信濃国 申しける 申しけれ 申す 人々 摂津国 旋法 蔵人 大臣殿 大納言 中納言 直垂 八島 判官 武蔵国 文覚 兵衛 平家 平家物語 奉っ 奉る 法皇 木曾 頼朝