Nihon koten bungaku zenshū, 第 30 巻Shōgakkan, 1975 |
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... 参らせて、まうけの君にし奉らむ」とて、御めのとどもあまたつけて、そだて参らせ給ひけり。ほっしょうじの中にも四の宮は、二位殿のせうと、法勝寺執行能円法印のさいこくやしなひ君にてぞましましける。法印平家に具せられて、西国へ落ちし時、あまりに ...
... 参らせて、まうけの君にし奉らむ」とて、御めのとどもあまたつけて、そだて参らせ給ひけり。ほっしょうじの中にも四の宮は、二位殿のせうと、法勝寺執行能円法印のさいこくやしなひ君にてぞましましける。法印平家に具せられて、西国へ落ちし時、あまりに ...
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... 参らせ、いかならんみな岩木のはざまにても、御様をかく、仏の御名をもとなくて、なひとき人の御菩提をもとぶらひ参らせ給へかし。かならず一つ道へろくだししゃうしゃうとおぼしめすとも、生かはらせ給ひなんのち、六道四生の間にて、いづれのみちへか ...
... 参らせ、いかならんみな岩木のはざまにても、御様をかく、仏の御名をもとなくて、なひとき人の御菩提をもとぶらひ参らせ給へかし。かならず一つ道へろくだししゃうしゃうとおぼしめすとも、生かはらせ給ひなんのち、六道四生の間にて、いづれのみちへか ...
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... 参らせ、生年九つと申しし時、名を松王と申しける事も、生れて忌五十日と申しし時、父がいこのいへだいて参りたれば、『此家を小松といへば、いはうてつくるな二〇り』と仰せ候ひて、松王とはつけられ参らせ候なり。父のよう 語』などによる。名は正清 ...
... 参らせ、生年九つと申しし時、名を松王と申しける事も、生れて忌五十日と申しし時、父がいこのいへだいて参りたれば、『此家を小松といへば、いはうてつくるな二〇り』と仰せ候ひて、松王とはつけられ参らせ候なり。父のよう 語』などによる。名は正清 ...
多く使われている語句
あっ あら あり いくさ いち うた うち おなじ おん かけ かな くに くわ ぐわん けり けれども けん こそ させ給 さん しか じゃう しゅ せん だい ただ たりける たる たれ ちゅう といふ とし ども なか なごん なし など なら なり なる なれ のか ばかり はず はら ひき ひける ひし ぶら べき べし まし まで やう よし より らむ られける られたり らん 伊勢三郎 院宣 延慶 鎌倉殿 義経 義仲 見え 源氏 公卿 三種の神器 参ら 四郎 思ひ 次郎 女房 将軍 信濃国 申しける 申しけれ 申す 人々 摂津国 旋法 蔵人 大臣殿 大納言 中納言 直垂 八島 判官 武蔵国 文覚 兵衛 平家 平家物語 奉っ 奉る 法皇 木曾 頼朝