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(巻二.少将乞請)いそぎ御所へ馳せ参ッて、少将殿をよび出し奉り、此由申すに、「などや
宰相の許より、今まで知らせざるらん」と宣ひもはてこのように「ば」が逆接条件で使われ
ている例もあるのであるが、このような「ば」の例を、気のつく限り拾い出してみよう。
(巻二.少将乞請)いそぎ御所へ馳せ参ッて、少将殿をよび出し奉り、此由申すに、「などや
宰相の許より、今まで知らせざるらん」と宣ひもはてこのように「ば」が逆接条件で使われ
ている例もあるのであるが、このような「ば」の例を、気のつく限り拾い出してみよう。
80 ページ
惟仁親王家よりは能雄の少将とて、せいちいさう妙にして、片手にあふべしとも; :えぬ人
、御夢想の御告ありとて申しうけてぞ出でられたる。名虎、能维寄りあうて、ひし/ \とつま
どりしてのきにけり。しばしあッて名虎、能雄の少将をとッてささげて、二丈ばかりぞ投げ
...
惟仁親王家よりは能雄の少将とて、せいちいさう妙にして、片手にあふべしとも; :えぬ人
、御夢想の御告ありとて申しうけてぞ出でられたる。名虎、能维寄りあうて、ひし/ \とつま
どりしてのきにけり。しばしあッて名虎、能雄の少将をとッてささげて、二丈ばかりぞ投げ
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62 ページ
老ズ 大臣殿は安芸右馬助能行を使者 老馬速れて、一谷に参られた。た。備中守は
平内兵衛,海老一一郎を召し砂から船に乗って、纖岐の八島に渡られ目ないと思われた
のだろうか、播磨国高の新三位中将、同少将、丹後侍従は、面た。負傷する者も多かっ
た。
老ズ 大臣殿は安芸右馬助能行を使者 老馬速れて、一谷に参られた。た。備中守は
平内兵衛,海老一一郎を召し砂から船に乗って、纖岐の八島に渡られ目ないと思われた
のだろうか、播磨国高の新三位中将、同少将、丹後侍従は、面た。負傷する者も多かっ
た。
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多く使われている語句
あら あり うた うち おん かけ かな かみ かり くに くわ けり けれども けん こそ さき させ給 さん しか しける せん だい ただ たりける たる たれ ちゅう といふ ども なか なごん なし なら なり なる なれ ばかり はず ひき ひける ひし ぶら べき べし へり まし まで むか やう よし より らむ られける られたり らん 伊勢三郎 院宣 義経 義仲 仰せ 源氏 公卿 三種の神器 参ら 四郎 思ひ 次郎 申しける 申しけれ 申す 摂津国 旋法 蔵人 大臣殿 大納言 中納言 直垂 土肥次郎実平 内裏 八島 判官 武蔵国 文覚 兵衛 平家 奉り 奉る 法皇 木曾 六条河原