Nihon koten bungaku zenshū, 第 30 巻Shōgakkan, 1975 |
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... 院宣一方、源頼朝には征夷大将軍の院宣が下される。十月十四日、使者の中原泰定が鎌倉に着き、院宣を渡したが、における頼朝の勢威はたいしたものであった。猫間このように頼朝は容儀・ふるまいともに立派であったのに対し、都に駐留する義仲は、田舎者で ...
... 院宣一方、源頼朝には征夷大将軍の院宣が下される。十月十四日、使者の中原泰定が鎌倉に着き、院宣を渡したが、における頼朝の勢威はたいしたものであった。猫間このように頼朝は容儀・ふるまいともに立派であったのに対し、都に駐留する義仲は、田舎者で ...
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... 院宣かまくらさきのうひやうのすけよりともせいいしやうぐんさる程に鎌倉の前右兵衛佐頼朝、ゐながら征夷将軍の院宣おつかひ t 一さしやうなかはらのやすさだくわんとうを蒙る。御使は左史生中原康定とぞ聞えし。十月十四日関東へねんらいちよくかん下着 ...
... 院宣かまくらさきのうひやうのすけよりともせいいしやうぐんさる程に鎌倉の前右兵衛佐頼朝、ゐながら征夷将軍の院宣おつかひ t 一さしやうなかはらのやすさだくわんとうを蒙る。御使は左史生中原康定とぞ聞えし。十月十四日関東へねんらいちよくかん下着 ...
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... 院宣をうけとる。康定、「院宣うみうらのけとり奉る人はいかなる人ぞ、名のれや」といひければ、三浦びきあらじらうよしずみ介とは名のらで、本名を、「三浦の荒次郎義澄」とこそなのッらんぼこひやり魚のすけたれ。院宣をば覧箱にいれられたり。兵衛佐に ...
... 院宣をうけとる。康定、「院宣うみうらのけとり奉る人はいかなる人ぞ、名のれや」といひければ、三浦びきあらじらうよしずみ介とは名のらで、本名を、「三浦の荒次郎義澄」とこそなのッらんぼこひやり魚のすけたれ。院宣をば覧箱にいれられたり。兵衛佐に ...
多く使われている語句
あっ あら あり いくさ いち うた うち おなじ おん かけ かな くに くわ ぐわん けり けれども けん こそ させ給 さん しか じゃう しゅ せん だい ただ たりける たる たれ ちゅう といふ とし ども なか なごん なし など なら なり なる なれ のか ばかり はず はら ひき ひける ひし ぶら べき べし まし まで やう よし より らむ られける られたり らん 伊勢三郎 院宣 延慶 鎌倉殿 義経 義仲 見え 源氏 公卿 三種の神器 参ら 四郎 思ひ 次郎 女房 将軍 信濃国 申しける 申しけれ 申す 人々 摂津国 旋法 蔵人 大臣殿 大納言 中納言 直垂 八島 判官 武蔵国 文覚 兵衛 平家 平家物語 奉っ 奉る 法皇 木曾 頼朝