塔の眺めと〈近代〉のまなざし: 塔の眺めと“近代”のまなざし

前表紙
青土社, 2001 - 299 ページ
関東大震災で失われた浅草凌雲閣、通称「十二階」。眼下に吉原を望み、日本初のエレベーター、百美人、戦争絵を擁し、絵や写真となり、見世物小屋、広告塔としても機能したこの塔の眺めが、啄木や花袋らのまなざしをとらえ、「近代」の欲望を体現する。

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