昭和青春読書私史

前表紙
岩波書店, 1985 - 186 ページ
時代は戦争に向かって走っていた。昭和十二年春、中学一年生のとき手にした『モンテ・クリスト伯』の復讐奇譚が著者を本の世界の魅力に引きずり込む。言葉も交わせぬ異性の心をフランス文学のなかに探り、紅灯の巷を荷風の小説とともにさまよう。―軍靴の足音近づく昭和十年代の青春体験を、万感あふれる思いをこめて語り綴る。

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