現代思想, 第 35 巻、第 9 号青土社, 2007 |
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... 思惟する」は、そのように思惟する者/思惟する存在の有限性を前提としていることを認めておこう。とすれば、ここから帰結するのは「私」のうちで神が思惟しているのだとすれば――次のことにほかならない。すなわち、私が、私として思惟するかぎり、私は ...
... 思惟する」は、そのように思惟する者/思惟する存在の有限性を前提としていることを認めておこう。とすれば、ここから帰結するのは「私」のうちで神が思惟しているのだとすれば――次のことにほかならない。すなわち、私が、私として思惟するかぎり、私は ...
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... 〔思惟〕が ego cogito [私が思惟する〕へと還元される。つまり、私は私であり、また、私を私として思惟する(そして私である)ために私ではないような〔大文字の〕〈私〉を必要とすることなしに、私は私を私として思惟する。もし私でない存在――おそらく無限 ...
... 〔思惟〕が ego cogito [私が思惟する〕へと還元される。つまり、私は私であり、また、私を私として思惟する(そして私である)ために私ではないような〔大文字の〕〈私〉を必要とすることなしに、私は私を私として思惟する。もし私でない存在――おそらく無限 ...
51 ページ
... 思惟する超越的存在の客観的実在を演繹することが可能になるような、駁の余地のない推論といったものを我々は知らないからである。神の実在の証明は、どれも程度の差こそあれ疑わしいものなのだが、それらの一切がデカルトによって決定的な仕方で~提起 ...
... 思惟する超越的存在の客観的実在を演繹することが可能になるような、駁の余地のない推論といったものを我々は知らないからである。神の実在の証明は、どれも程度の差こそあれ疑わしいものなのだが、それらの一切がデカルトによって決定的な仕方で~提起 ...
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多く使われている語句
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