Nihon kokugo daijiten, 第 9 巻Shōgakkan, 1972 |
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... 接頭語)集める。宇津保藤原の君「古葉(ふるわらうづ)にしのはさしあつめて、木の枝に細縄をすげて」説経節・しんとく丸-初「御一もんをさしあつめ、此事かたらせ給へば御悦びはかぎりなく」さして【差当】[名]任命すること。文明本節用集「差当サシアテ ...
... 接頭語)集める。宇津保藤原の君「古葉(ふるわらうづ)にしのはさしあつめて、木の枝に細縄をすげて」説経節・しんとく丸-初「御一もんをさしあつめ、此事かたらせ給へば御悦びはかぎりなく」さして【差当】[名]任命すること。文明本節用集「差当サシアテ ...
38 ページ
... 接頭語)火をつける。ともす。蜻蛉中・天祿二年「小暗くなりぬれば、鵜舟ども、篝火さしともしつつ」さしとらす【差取】【他サ下二」(「さし」は接頭語)受け取らせる。取らせる。宇津保-藏開上「父君に尿(しと)多(ふさ)にしかけつ。<略>内侍のすけにさとら ...
... 接頭語)火をつける。ともす。蜻蛉中・天祿二年「小暗くなりぬれば、鵜舟ども、篝火さしともしつつ」さしとらす【差取】【他サ下二」(「さし」は接頭語)受け取らせる。取らせる。宇津保-藏開上「父君に尿(しと)多(ふさ)にしかけつ。<略>内侍のすけにさとら ...
42 ページ
... 接頭語)ふける。深くなる。愚管抄-五・二条「さて夜さしふけ候はん程に、二条大宮の辺に焼亡をいだし候はば」さしふくめる【差含】他々下一(「さし」は接頭語)伝えて理解させる。のみこませる。含める。近世紀聞〈染畸延房>五・二「監察戸川鉾三郎に、朝 ...
... 接頭語)ふける。深くなる。愚管抄-五・二条「さて夜さしふけ候はん程に、二条大宮の辺に焼亡をいだし候はば」さしふくめる【差含】他々下一(「さし」は接頭語)伝えて理解させる。のみこませる。含める。近世紀聞〈染畸延房>五・二「監察戸川鉾三郎に、朝 ...