現代思想, 第 35 巻、第 1 号青土社, 2007 |
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... 路線は、吉田茂に代表される、言うならば「対米追随外交路線」とソ連との国交回復(一九五六年)に象徴される鳩山一郎らの「自主外交路線」とに分けられてきたが、ここに来て岸は折衷的路線とでも言える対米路線を設定することに成功する。つまり、対米協調 ...
... 路線は、吉田茂に代表される、言うならば「対米追随外交路線」とソ連との国交回復(一九五六年)に象徴される鳩山一郎らの「自主外交路線」とに分けられてきたが、ここに来て岸は折衷的路線とでも言える対米路線を設定することに成功する。つまり、対米協調 ...
59 ページ
... 路線」という原点への回帰が求められている、とする見方が勢いを増しているのである。それが、岸の再評価に繋がっているのではないか、と思われるおわりに-岸の再評価を許して良いのか「対米協調・自主路線」を敷くことは、岸にとって先に挙げた三つの ...
... 路線」という原点への回帰が求められている、とする見方が勢いを増しているのである。それが、岸の再評価に繋がっているのではないか、と思われるおわりに-岸の再評価を許して良いのか「対米協調・自主路線」を敷くことは、岸にとって先に挙げた三つの ...
60 ページ
... 路線」が合理的である、とする考えが有力となるなかで岸への再評価が高まっているのであろう。しかし、そこに孕まれた力の論理への過信とアジア諸国民との非和解的なスタンスは否定されるべきである。かつて岸の敷いた路線は東西冷戦体制によって、その ...
... 路線」が合理的である、とする考えが有力となるなかで岸への再評価が高まっているのであろう。しかし、そこに孕まれた力の論理への過信とアジア諸国民との非和解的なスタンスは否定されるべきである。かつて岸の敷いた路線は東西冷戦体制によって、その ...
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