鍼療法図鑑普及版

前表紙
さまざまな分野のスペシャリストや大学レベルで鍼療法に携わる医師たちの膨大な経験に基づいた質の高い「鍼療法」の決定版。

パートI経穴、パートII耳穴、パートIIIトリガーポイントと、各パートそれぞれが独立した構成になっており、ユーザーの必要な情報を素早くたぐり寄せることができる。
パートI経穴では、中国で採用されている定位(取穴)法に従って解説されている。各経穴の効果については、一般医学の適応症と伝統的な中学医学で言われている作用を併記しているため、実用的な手引き書として活用していただける。
パートII耳穴では、解剖学的な指針に基づいた精密な解説が加わっているため、経験を積んだ鍼師も「興味深い」と納得していただける内容となっている。施術者の混乱を避けるため、異なる流派(中国式/ノジェ式)を併記しているのも本書の特徴。
パートIIIトリガーポイントでは、実用的な関連性のある経穴に関連させて解説しているため、総合的に理解しやすく、施術への迅速な対応も期待できる。

日々の診療現場で手早く役立つ!プロ待望の一冊!

著者について (2018)

(学)後藤学園中医学研究所所長。天津中医薬大学客員教授。1981年関西大学経済学部卒業後、北京中医学院卒業中医学士取得。1984年明治鍼灸柔道整復専門学校卒業。教壇に立つかたわら、多くの研究会や学術大会にて中医学の講座を担当、学術活動を積極的に行う。日本伝統鍼灸学会常任理事、世界中医薬連合学会教育指導委員会理事、日本中医学会理事などを務め、日中の中医学学術交流を促進している。著書に『徹底図解東洋医学のしくみ』(新星出版社)、『看護のための最新医学講座』(中山書店)、共著に『針灸学』[基礎篇][臨床篇][経穴篇][手技篇](東洋学術出版社)、翻訳書に『中医弁証学』(東洋学術出版社)ほか多数。

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