肺の生活習慣病(COPD): 咳・痰・息切れを疑う

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中央公論新社, 2008 - 234 ページ
咳や痰が出れば風邪のせい、息切れが起これば年のせい―と、私たちは軽く考えがちだ。しかしその陰に肺の生活習慣病(COPD)が潜んでいるかもしれない。医師にも十分には知られていないこの病気の患者数は糖尿病を上回る数百万人と言われる。正しい治療を受けなければ治癒は遅れ、医療費もかさみ、生活の質の低下は免れない。社会的損失もまた大きい。知られざる疾患とどう向き合うか。診断と治療、予防法を紹介する。

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