人の研究を笑うな: カイチュウ博士81年の人生訓ワニブックス, 2021 - 208 ページ ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 2021年5月に逝去した藤田博士が自ら振り返る、涙と爆笑の研究人生 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 著者は、腸内細菌研究・感染症・免疫学の第一人者として、その生涯を全うしました。 博士が亡くなる直前、80歳の節目として自ら波乱の研究人生を振り返った名エッセイ 寄生虫が感染症予防に役立っていることを証明するため 自らの腸内でサナダムシを「飼育」し、名前までつけて育てた 愛すべき「変人先生」の、破天荒人生と、最後に残した人生訓と名言 内容紹介) 人も寄生虫も、どこかで誰かの役に立っている 「ボットン便所」と「オツリ」と「肥溜め」と 大昔から共生関係にある寄生虫や細菌はコワくない 微生物がウヨウヨいる川はきれいで、雑菌のいない場所はキタナイ バカだからこそできる研究はたくさんある ツナ缶1つで原始的生活に秩序は壊れてしまう 外でたくさん遊び回った子ほど心も免疫力もたくましくなる 人も寄生虫も「地球のパラサイト」にすぎない 私たちの免疫力は土の中の細菌によって高められている 人を見て、心を見るのが医者だ (本文本文) |