Nihon koten bungaku zenshū, 第 34 巻Shōgakkan, 1970 |
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... げにもこの身は盲目の、足弱車かたワありの片端ながら、よろめき歩けば弱法師と、ワキへ向いて)名ことわり付け給ふは理や(ワキへ一歩出る)。八なさけワキ「げに言ひ捨つる言の葉までも、情ありげに聞ゆるぞや、まづまづ施行を受け給へ。シテ「(ワキへ向い ...
... げにもこの身は盲目の、足弱車かたワありの片端ながら、よろめき歩けば弱法師と、ワキへ向いて)名ことわり付け給ふは理や(ワキへ一歩出る)。八なさけワキ「げに言ひ捨つる言の葉までも、情ありげに聞ゆるぞや、まづまづ施行を受け給へ。シテ「(ワキへ向い ...
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... げにげに日想観の時節なるべし。盲目なればそなたとばひざとうもん!あみだかり、心あてなる日に向ひて、東門を拝み南無阿弥陀仏さいもん(揚幕のほうへ向き、膝をついて合掌する)。いはワキ「や、東門とは謂れなや、ここは西門石の鳥居よ。てんのうじシテ ...
... げにげに日想観の時節なるべし。盲目なればそなたとばひざとうもん!あみだかり、心あてなる日に向ひて、東門を拝み南無阿弥陀仏さいもん(揚幕のほうへ向き、膝をついて合掌する)。いはワキ「や、東門とは謂れなや、ここは西門石の鳥居よ。てんのうじシテ ...
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... げにげにこれは理なり、頃は長月、ちょうぞうさんろ八所は山路、こくすい谷水のうそしちひやくさいみたに成経・康彭祖が七百歳を経しも、心を汲み得し深谷の水くす地謡へ〈上歌〉飲むからに(成経・康頼は着座する)、げにも薬と菊水>の(シテは二人の前へ ...
... げにげにこれは理なり、頃は長月、ちょうぞうさんろ八所は山路、こくすい谷水のうそしちひやくさいみたに成経・康彭祖が七百歳を経しも、心を汲み得し深谷の水くす地謡へ〈上歌〉飲むからに(成経・康頼は着座する)、げにも薬と菊水>の(シテは二人の前へ ...
多く使われている語句
アイ アシライ あっ あら あり いかに うず おん かけ かな げに けり こそ サシ さて さん シオリ シテ せりふ たる ツレ という ども ながら なき なっ など なら なり なれ べき べし ほど また まで やう より られ ワキへ向く ワキツレ われ 縁語 掛詞 観世流 狂言 見つめる 後見座 御座候 向い 行き 行く 合いの謡 作り物 山姥 山伏 散楽 思ひ 次第 自然居士 狩衣 出る 場合 申して候 申し候 申す 世阿弥 正面を向き 正面先 足拍子を踏む 太刀 地謡に合わせ 地謡座 着座 中央 登場 能力甲 舞台 宝生流 本間 問答となる 用いる 謡い 謡う 立ち 立つ 留める 和漢朗詠集 囃子 熨斗目 邯鄲