Nihon koten bungaku zenshū, 第 34 巻Shōgakkan, 1970 |
この書籍内から
検索結果1-3 / 86
ページ
... げにもこの身は盲目の、足弱車かたワありの片端ながら、よろめき歩けば弱法師と、ワキへ向いて)名ことわり付け給ふは理や(ワキへ一歩出る)。八なさけワキ「げに言ひ捨つる言の葉までも、情ありげに聞ゆるぞや、まづまづ施行を受け給へ。シテ「(ワキへ向い ...
... げにもこの身は盲目の、足弱車かたワありの片端ながら、よろめき歩けば弱法師と、ワキへ向いて)名ことわり付け給ふは理や(ワキへ一歩出る)。八なさけワキ「げに言ひ捨つる言の葉までも、情ありげに聞ゆるぞや、まづまづ施行を受け給へ。シテ「(ワキへ向い ...
ページ
... げにげに日想観の時節なるべし。盲目なればそなたとばひざとうもん!あみだかり、心あてなる日に向ひて、東門を拝み南無阿弥陀仏さいもん(揚幕のほうへ向き、膝をついて合掌する)。いはワキ「や、東門とは謂れなや、ここは西門石の鳥居よ。てんのうじシテ ...
... げにげに日想観の時節なるべし。盲目なればそなたとばひざとうもん!あみだかり、心あてなる日に向ひて、東門を拝み南無阿弥陀仏さいもん(揚幕のほうへ向き、膝をついて合掌する)。いはワキ「や、東門とは謂れなや、ここは西門石の鳥居よ。てんのうじシテ ...
ページ
... げにげにこれは理なり、頃は長月、ちょうぞうさんろ八所は山路、こくすい谷水のうそしちひやくさいみたに成経・康彭祖が七百歳を経しも、心を汲み得し深谷の水くす地謡へ〈上歌〉飲むからに(成経・康頼は着座する)、げにも薬と菊水>の(シテは二人の前へ ...
... げにげにこれは理なり、頃は長月、ちょうぞうさんろ八所は山路、こくすい谷水のうそしちひやくさいみたに成経・康彭祖が七百歳を経しも、心を汲み得し深谷の水くす地謡へ〈上歌〉飲むからに(成経・康頼は着座する)、げにも薬と菊水>の(シテは二人の前へ ...