Nihon koten bungaku zenshū, 第 34 巻Shōgakkan, 1970 |
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... なほ同ワキツレは立ち、シテに問いかけて問答となる。地謡となると、シテは中央へ行き着座する。なにじ世と祈るなり、なほ同じ世と祈るなり(常座に立つ)。ワキッレ「いかに班女、何とて今日は狂はぬぞ。面白狂ひ候シテ「うたてやなあれ御覧ぜよ今までは ...
... なほ同ワキツレは立ち、シテに問いかけて問答となる。地謡となると、シテは中央へ行き着座する。なにじ世と祈るなり、なほ同じ世と祈るなり(常座に立つ)。ワキッレ「いかに班女、何とて今日は狂はぬぞ。面白狂ひ候シテ「うたてやなあれ御覧ぜよ今までは ...
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九三 を引き候満参にてある間、なほなほ. 天王寺で舞う盲目の少年俊徳丸。このような杖のつき方をめくら杖という。 世阿弥自筆本の転写本によると、俊徳丸の妻や天王寺の僧侶たちが登場して、彼岸の中日の天王寺のにぎやかさを強調しているが、全体の構成 ...
九三 を引き候満参にてある間、なほなほ. 天王寺で舞う盲目の少年俊徳丸。このような杖のつき方をめくら杖という。 世阿弥自筆本の転写本によると、俊徳丸の妻や天王寺の僧侶たちが登場して、彼岸の中日の天王寺のにぎやかさを強調しているが、全体の構成 ...
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... なほなほ錦木細布の謂れ御物語候へ。どに逢ふべき男の錦木をば取り入れ、逢ふまじきをば取り入れねば、あるいは百夜三年までも立てしによって、三年ちつかの日数重なるをもつて千束とも詠やまかげにしきまたこの山陰に錦とこんなシテ「(中央に着座して) ...
... なほなほ錦木細布の謂れ御物語候へ。どに逢ふべき男の錦木をば取り入れ、逢ふまじきをば取り入れねば、あるいは百夜三年までも立てしによって、三年ちつかの日数重なるをもつて千束とも詠やまかげにしきまたこの山陰に錦とこんなシテ「(中央に着座して) ...