Nihon koten bungaku zenshū, 第 34 巻Shōgakkan, 1970 |
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... 南無三宝南無三宝(団扇で膝を打つ)。なむさんぼう 10 しゅり地謡へよくよく思へば出離を求むる(立って台より下り、常座のほうへ行きかかる)、知識はこの枕なり(台へもどって枕を見つめ、台へ上われば夢と同じこと。今の五十年の栄華 さとかんたんがる) ...
... 南無三宝南無三宝(団扇で膝を打つ)。なむさんぼう 10 しゅり地謡へよくよく思へば出離を求むる(立って台より下り、常座のほうへ行きかかる)、知識はこの枕なり(台へもどって枕を見つめ、台へ上われば夢と同じこと。今の五十年の栄華 さとかんたんがる) ...
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... 南無幽霊出離生死頓証菩提』。なむゆうれいしゅつりこんしょうぼだいあるけれども、僧の持参した袖を合わせてみると、まさしくそのとおり、この衣の袖であったのだ、ああなつかしい形見であること。すぐにそのまま弔いをして、数々の回向をするなかにも ...
... 南無幽霊出離生死頓証菩提』。なむゆうれいしゅつりこんしょうぼだいあるけれども、僧の持参した袖を合わせてみると、まさしくそのとおり、この衣の袖であったのだ、ああなつかしい形見であること。すぐにそのまま弔いをして、数々の回向をするなかにも ...
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... なむイうれいしょうがくしゅしぞうじとんしょうぼだいワキ(合掌して)南無幽霊成等正覚、出囃生死頓証菩提。はやし〔出端〕の囃子あって、後シテは作り物の内より謡い出す。掛合いの謡があって、地謡に続く。地謡の終りに、静かに引回しを下ろす。シテの菟 ...
... なむイうれいしょうがくしゅしぞうじとんしょうぼだいワキ(合掌して)南無幽霊成等正覚、出囃生死頓証菩提。はやし〔出端〕の囃子あって、後シテは作り物の内より謡い出す。掛合いの謡があって、地謡に続く。地謡の終りに、静かに引回しを下ろす。シテの菟 ...