Nihon koten bungaku zenshū, 第 34 巻Shōgakkan, 1970 |
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... なり、さりながら古き歌に、信濃なる浅けむり間の岳も燃ゆるといへば、「富士の煙のかひやなからんと聞く時は、名こそ上なき富士なりとも、あつばれ浅間はまちょくぢゃうさうずるものをと勅諚ありしにより、重ねて富士と申す者もなく候。さるほどに浅間 ...
... なり、さりながら古き歌に、信濃なる浅けむり間の岳も燃ゆるといへば、「富士の煙のかひやなからんと聞く時は、名こそ上なき富士なりとも、あつばれ浅間はまちょくぢゃうさうずるものをと勅諚ありしにより、重ねて富士と申す者もなく候。さるほどに浅間 ...
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... なり、地謡へふしぎなりや計りがたしや。にんげんテへつらつら人間の有様を案ずるに(膝をかかえて面を伏せる)、はくねんくわんらくめいごジふねん地謡八百年の歓楽も、命終れば夢ぞかし、五十年の栄花こそ、よはひご身のためにはこれまでなり、栄花の望み ...
... なり、地謡へふしぎなりや計りがたしや。にんげんテへつらつら人間の有様を案ずるに(膝をかかえて面を伏せる)、はくねんくわんらくめいごジふねん地謡八百年の歓楽も、命終れば夢ぞかし、五十年の栄花こそ、よはひご身のためにはこれまでなり、栄花の望み ...
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... なりける(シテは中央へ、ツレはへ行く)。ワキは脇座に立ち、シテ・ツレに問いかけて問答となる。掛合いの謡があって、地謡と ... なり。いづれうりものなにもいづれもふしぎなる売物かな。これは何と申したる物にて候ふぞ。たうしよはたぱりせばツレ「これ ...
... なりける(シテは中央へ、ツレはへ行く)。ワキは脇座に立ち、シテ・ツレに問いかけて問答となる。掛合いの謡があって、地謡と ... なり。いづれうりものなにもいづれもふしぎなる売物かな。これは何と申したる物にて候ふぞ。たうしよはたぱりせばツレ「これ ...
多く使われている語句
アイ アシライ あっ あら あり いかに うず おん かけ かな げに けり こそ サシ さて さん シオリ シテ せりふ たる ツレ という ども ながら なき なっ など なら なり なれ べき べし ほど また まで やう より られ ワキへ向く ワキツレ われ 縁語 掛詞 観世流 狂言 見つめる 後見座 御座候 向い 行き 行く 合いの謡 作り物 山姥 山伏 散楽 思ひ 次第 自然居士 狩衣 出る 場合 申して候 申し候 申す 世阿弥 正面を向き 正面先 足拍子を踏む 太刀 地謡に合わせ 地謡座 着座 中央 登場 能力甲 舞台 宝生流 本間 問答となる 用いる 謡い 謡う 立ち 立つ 留める 和漢朗詠集 囃子 熨斗目 邯鄲