Nihon koten bungaku zenshū, 第 34 巻Shōgakkan, 1970 |
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... を、此時には声たてて止むべきをと後悔していふなり」とある。流儀によっては、「忘れ形見ぞよしなき」で、シテは両手で舞衣を持ったままシオリをする。「(主はなし」と掛詞。下掛系は、この〈下〉を地謡ではなくシテが謡う。を」。
... を、此時には声たてて止むべきをと後悔していふなり」とある。流儀によっては、「忘れ形見ぞよしなき」で、シテは両手で舞衣を持ったままシオリをする。「(主はなし」と掛詞。下掛系は、この〈下〉を地謡ではなくシテが謡う。を」。
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... はなし、その中にも神楽を奏し乙女の袖、返す返一おもしろいにしへする面白やな、神の岩戸の古の袖、思ひ出でられて(立って〔立回り〕一五うどうぢんナけちえんシテへ和光同塵は結縁の初め、シテ神の世七代、八相成道は利物の終り。すなはあつワキ質に人 ...
... はなし、その中にも神楽を奏し乙女の袖、返す返一おもしろいにしへする面白やな、神の岩戸の古の袖、思ひ出でられて(立って〔立回り〕一五うどうぢんナけちえんシテへ和光同塵は結縁の初め、シテ神の世七代、八相成道は利物の終り。すなはあつワキ質に人 ...
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... 紅一点の色を添えた表現。「花」はこの場合女性の意を寓する。「花」の縁語。「風邪」の意をもこめる。「乱るる」とともに、この女主人公の心の乱れを示す。※このシテのせりふと次のツレのせりふとは、現行観世流および下掛系にはなし。
... 紅一点の色を添えた表現。「花」はこの場合女性の意を寓する。「花」の縁語。「風邪」の意をもこめる。「乱るる」とともに、この女主人公の心の乱れを示す。※このシテのせりふと次のツレのせりふとは、現行観世流および下掛系にはなし。