Nihon koten bungaku zenshū, 第 34 巻Shōgakkan, 1970 |
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... へりける。沙を塔 のだ。今はこうして道にさまよい、往き来の人に物を乞い求める。乞うても得られぬ時は、悪心が起こり ... ヘリ。衢間な匍匐は、路=徘徊ス」(玉造小町子壮衰書)に基づく。二旅などに携帯する乾燥食料。乾した飯がふつうだが、ここでは栗豆 ...
... へりける。沙を塔 のだ。今はこうして道にさまよい、往き来の人に物を乞い求める。乞うても得られぬ時は、悪心が起こり ... ヘリ。衢間な匍匐は、路=徘徊ス」(玉造小町子壮衰書)に基づく。二旅などに携帯する乾燥食料。乾した飯がふつうだが、ここでは栗豆 ...
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... へりける。沙を塔と重ねて、黄金の膚こまやかに(常座へ行く)、花を仏に手向けつつ(扇を左手に取り、ハネ扇をする)、悟りの道に入らうよ、悟りの道に入らうよ(正面へ合掌し、留める)。 ワワキツたまつしま玉津島に参らん。 46 ワキツレ 八三狂乱状態を脱 ...
... へりける。沙を塔と重ねて、黄金の膚こまやかに(常座へ行く)、花を仏に手向けつつ(扇を左手に取り、ハネ扇をする)、悟りの道に入らうよ、悟りの道に入らうよ(正面へ合掌し、留める)。 ワワキツたまつしま玉津島に参らん。 46 ワキツレ 八三狂乱状態を脱 ...
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... へり三笠の山隠す、ワへ〈上歌〉三笠山、今ぞ栄えんこの岸の、今ぞ栄えんこワキツレの岸の、南の海に急がんと、行けば程なく津の国の、こやあはちなるとおとの本の初めなる、淡路のわたり末近く、鳴門の沖に音すかすみ春の霞ぞ恨めしき。もと ㄧ ㄝ 二〇 ...
... へり三笠の山隠す、ワへ〈上歌〉三笠山、今ぞ栄えんこの岸の、今ぞ栄えんこワキツレの岸の、南の海に急がんと、行けば程なく津の国の、こやあはちなるとおとの本の初めなる、淡路のわたり末近く、鳴門の沖に音すかすみ春の霞ぞ恨めしき。もと ㄧ ㄝ 二〇 ...