Nihon koten bungaku zenshū, 第 34 巻Shōgakkan, 1970 |
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... 上洛にてごしやうらくゆづおんむかくだも都より御徳あって、武烈天皇の御代を味真野の皇子に御申す所に御座候ふ男大迹の皇子に仕へ申す者にて候。さてをあとべわうじござ一条のあちまちぜん備。※底本は「ワキ」と記すが、登場の囃子その不はながたみ謡曲.
... 上洛にてごしやうらくゆづおんむかくだも都より御徳あって、武烈天皇の御代を味真野の皇子に御申す所に御座候ふ男大迹の皇子に仕へ申す者にて候。さてをあとべわうじござ一条のあちまちぜん備。※底本は「ワキ」と記すが、登場の囃子その不はながたみ謡曲.
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... むかたののみのの桜狩花の雪散るわれは雉とぞなりたりける(正面を見つめる)、遁れ交野の場の雉」という成語もあって、「交野」「狩場」は「雉」の縁語。「またやッチへうとうはかへつて鷹となり、きじすれど立ち得ぬは(笛座前から角へ行きかかる)、羽抜け ...
... むかたののみのの桜狩花の雪散るわれは雉とぞなりたりける(正面を見つめる)、遁れ交野の場の雉」という成語もあって、「交野」「狩場」は「雉」の縁語。「またやッチへうとうはかへつて鷹となり、きじすれど立ち得ぬは(笛座前から角へ行きかかる)、羽抜け ...
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... むか俊寛「いやさっそくにお見つけになったこと「そこにおいでになるのは、俊寛でいらっしゃいますか。ここまで、なんのためにおいでになったのでありますか。俊寛は成経・康頼と出逢って、水を酒とみなして互いに酌み交し、栄華の昔を偲び、今の身の上を ...
... むか俊寛「いやさっそくにお見つけになったこと「そこにおいでになるのは、俊寛でいらっしゃいますか。ここまで、なんのためにおいでになったのでありますか。俊寛は成経・康頼と出逢って、水を酒とみなして互いに酌み交し、栄華の昔を偲び、今の身の上を ...