Nihon koten bungaku zenshū, 第 34 巻Shōgakkan, 1970 |
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... 伊勢で客死してしまう。時に世阿弥七十歳。ここに彼の直系の後継者は絶えたのであった。翌年、三郎元重は観世大夫となる。そして世阿弥は翌永享六年佐渡に流された。小謡集『金島書』によって、永享八年まで在島していたことはわかるが、八十一歳没と ...
... 伊勢で客死してしまう。時に世阿弥七十歳。ここに彼の直系の後継者は絶えたのであった。翌年、三郎元重は観世大夫となる。そして世阿弥は翌永享六年佐渡に流された。小謡集『金島書』によって、永享八年まで在島していたことはわかるが、八十一歳没と ...
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... 伊勢の三郎駿河の次郎、片岡増尾常陸坊二〇|||せんだつシテ(正面を向いて)弁慶は先達の姿となりて、シジジににん立衆へ(向かい合って)主従以上十二人、いまだ習はぬ旅姿、袖の篠懸露霜を、今日分け初めていつまでの、限りもいさや自二月十日の夜に都を ...
... 伊勢の三郎駿河の次郎、片岡増尾常陸坊二〇|||せんだつシテ(正面を向いて)弁慶は先達の姿となりて、シジジににん立衆へ(向かい合って)主従以上十二人、いまだ習はぬ旅姿、袖の篠懸露霜を、今日分け初めていつまでの、限りもいさや自二月十日の夜に都を ...